C26セレナ 換気扇自作 ~ 車中泊で鍋がしたくて! ~

 徐々に車中泊仕様へと進化している我が家のC26セレナで何度か車中泊をしてみたのですが、どうしても車中泊時に鍋料理を楽しみたくなりました。
 ただ、車内で鍋を食べると、湿気や暑さが気になりますよね~。
 という訳で、セレナに換気扇を自作してみる事にしました。
換気扇自作

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換気扇自作の概要

 換気扇を付けるにあたって、先ずは配置をどうするかを考えました。
 最初はバックドアにファンを取り付けて、ドアの側面から排気する方法を考えましたが、セレナのバックドアには上の方にスペースがありません・・・。
 下に取り付けても熱気は上に行くので効率が悪そうです。
 逆に下から吸気する方法も考えたのですが、結局は定番の方法に決めました。
換気扇配置
 セカンドシートの左側から吸気して、右側に排気する方法です。
 左右それぞれにボードを作成し、吸気側は空気を吸い込む穴をあけ、排気側にはファンを取り付けます。住宅でいう第三種換気ですね。もちろん虫対策で網を取り付けます。
 ボードの固定方法は、窓の枠にはめ込む方法と内側に取り付ける方法で迷いましたが、内側に取り付けることにしました。理由としては、窓枠にはめ込むと移動時や雨が降った時の取り外しが面倒そうだったからです。

換気扇があるメリット

 換気扇があるメリットとしては、やはり車内の上の方に溜まった熱気を強制的に外に排出することができる事ですね~。
 車を駐車してエンジンを切っている時にも、サブバッテリー等を使用すれば車内温度の上昇を抑える事ができます。
 また、冬の車中泊時に鍋料理をしても、湿気を強制排出する事ができます。
 更に臭いや煙を排出する効果もあります。

換気扇があるデメリット

 換気扇があるデメリットとしては、元々車内に無かった物が増えるので邪魔になる事が一番でしょうか。配置を配慮しないとドアの開け閉めにも影響が出そうですよね~。
 また、ファンが回るので音がするという事でしょうか。

私が選んだ換気扇

 換気扇として利用するファンですが、12cmの強力な12Vファンにするか、8cmのUSBファンにするかを迷いました。
 確かに12cmのファンの方が強力でいっぱい排気してくれそうなのですが、その分窓を大きく開けないと意味がありません。
 なるべく窓を開ける面積を減らした方が、雨の時に雨水の侵入も防げるし、虫の侵入も防げる。
 更に窓が開いている面積が少ない方が防犯上も良さそうです。
 逆に8cmのファンだったら、パワーは劣っていても上記の欠点を防止する事ができそうに思えました。
 私が換気扇に選んだファンはこれです。

電源をどうするか?

 換気扇用のファンは決まりました。
 次は電源をどうするかです。メインバッテリー、サブバッテリー、モバイルバッテリー等の選択肢があると思いますが、まずメインバッテリーは選択肢から消えました。
 理由は駐車時にメインバッテリーを使いたくないからです。
 次にサブバッテリーにするかモバイルバッテリーにするかですが、最初はサブバッテリーを利用しようと思っていました。
 でも、配線の取り廻しをを考えていく過程でサブバッテリーも選択肢から消えました。
 何故なら、サブバッテリーからセカンドシート右側のスライドドアに配線を持って行くのがとても大変そうだからです。サードシート横の内張を剥がし、スライドドアのジョイント部分を通して配線を引かないといけません・・・。
 これはちょっと面倒ですよね。
 丁度少し前に買っていたモバイルバッテリーがあったので、コレを利用する事にしました。

その他の粗材

 ボードの粗材ですが、少し前にホームセンターで購入していたプラダンがあったので、プラダンを利用することにしました。
 また、サンシェード自作で使った銀マットが余っていたので、2枚のプラダンの間に挟むことにしました。
 プラダンそのままだと、ちょっと格好悪いように思えたので、表面にはダイソーのリメイクシートを張ることにしました。

 これで大丈夫かと思ったのですが、私の選んだファンには、強弱の切り替えどころかスイッチもありません。
 そこで強弱の切り替えもできるスイッチ付のUSB延長コードも購入しました。

換気扇のDIY作業

 色々と誤算やミスはありましたが、作業自体はこれまでにやってきた作業に比べると難易度は低いと思います。

プラダンをカット

 一番最初にプラダンをカットしました。
 私は90cm×60cmのプラダンを購入したのですが、このプラダンを90cm×15cmのプラダン4枚にカットしました。
 当初の計画では、2枚のプラダンの間に銀マットを挟んだボードを作る予定でしたが、結局プラダン2枚を貼り合わせる事にしました。
 吸気側も廃棄側もプラダン2枚を使用します。
 プラダンをカットは、カッターナイフを使ってカットしました。最初はハサミでカットしていたのですが、カッターナイフの方がカットし易かったです。
プラダンカット

吸気側(セカンドシート左)

 さあ、セカンドシート左の吸気側の作成です。2枚のプラダンに吸気用の四角い穴を空け、表面になる面はダイソーのリメイクシートを貼り付けます。
リメイクシート貼り付け
 リメイクシートとは反対側のプラダン2枚の穴の部分に網戸用の網を取り付けて、2枚のプラダンを両面テープで張り合わせます。

排気側(セカンドシート右)

 次にセカンドシートの右側の換気側の作成です。2枚のプラダンにファン用の穴を空けます。8cmのファンが4連装になるので、4つの穴を空けます。最初は直径8cmの真円の穴を空けようと思ったのですが、プラダンには筋があるので無理だと判断し、8角形の穴を空けました。
プラダン穴あけ
 それぞれのプラダンにリメイクシートを貼ります。
 ファンの外側の金具を取り外し、外側から金具→プラダン→網→ファンの順に固定します。
ファン固定
 プラダンを裏返し、内側のプラダンと両面テープで貼り合わせます。

電源からの配線の取り回し

 最後に電源からの配線の取り廻しです。
 先ずはモバイルバッテリーの位置ですが、私はセカンドシートのドリンクホルダーに置くことにしました。
モバイルバッテリー
 窓の上側にある換気扇とは、特に何も加工せずに延長で繋ぎました。

まとめ

 当初の計画ではプラダンとプラダンの間に銀マットを挟み両面テープで接着し、その銀マットにマグネットシートを取り付けてスライドドアの金属部分に固定しようと思っていたのですが、銀マットには両面テープが全く役に立たずに断念し、プラダン2枚を貼り合わせることにしました。
 マグネットでの固定が出来なくなったので、他の方法を考えないといけません。C26セレナのスライドドアには下から上に引き上げて上で吊るすウィンドウスクリーンがあります。そのウィンドウスクリーンを吊るす部分を利用することにしました。
 要領はとても簡単です。ファンの上の部分に結束バンドを取り付けて、上記の吊るす部分に引っ掛けるだけです。
換気扇

 色々と誤算はありましたが、何とか完成しました。
 予定変更のために隙間もできて、大満足の出来栄えではありませんが、外側から見ると恰好いいですよ!
換気扇
 排気能力は十分にありそうなので、このままの状態で暫くテストしてみたいと思います。

 最後に今回かかった費用を紹介します。
 yahooショッピング
 8cm USBツインファン   2個 1,417円✕2=2,834円
 スイッチ付USB延長ケーブル 2個  495円✕2= 990円
 合計 3,824円
 その他にホームセンターで、プラダン、網戸用の網、両面テープを購入しましたが、数百円でした。
 モバイルバッテリーは、少し前に楽天市場で2,980円で購入していた物を利用しました。
 全部合わせても8,000円以下だと思います。

我が家のリチウムイオンバッテリーシステム

 参考までに我が家のリチウムイオンバッテリーシステムを紹介します。
 取り付け作業に関しては、C26セレナ サブバッテリー リチウム化をご覧下さい。

スマート リン酸鉄リチウムイオンバッテリー ヒート機能付 100AH 12V

 当初は100Ahを1つ搭載していましたが、100Ah✕2=200Ahに増強しました!

RBT100LFP12SH
スマート リン酸鉄リチウムイオンバッテリー
ヒート機能付 100AH 12V
テックmロゴ

正弦波インバーター2000W 12V 50/60HZ切替可能

 当初は1000Wのインバーターを搭載していましたが、2000Wに増強しました!


正弦波インバーター2000W
12V 50/60HZ切替可能
テックmロゴ

走行充電器 12V50A MPPT チャージコントローラー内蔵

 車の走行中は、オルタネーターから50Aの大容量で充電してくれます。
 また、我が家のセレナには未装着ですが、ソーラーパネルからも充電できる優れものです。

RBC50D1S
走行充電器 12V50A
MPPT チャージコントローラー内蔵
テックmロゴ

BT-2 BLUETOOTH モジュール

 このBLUETOOTHを取り付けると、Dchomeアプリで走行充電器やバッテリーの状態を確認することができます。

RCM-BT2-00
BT-2
BLUETOOTH モジュール
テックmロゴ

 

 youtube動画も作成しました。動画の方が分かりやすいかもしれませんので、興味のある方はご覧下さい。
換気扇自作

 

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