イナバ物置快適化計画 壁 断熱 DIY OSB合板 スタイロフォーム 本体に穴あけなし

自宅建築後に設置してアルミロールシートで簡単に断熱だけしていた我が家のイナバ物置ですが、最近やっと電気を通して床をフローリングにしました。
そこまでやると次には壁や天井も手を加えたくなりますよね~。でも両方一気にやるほどの予算は無いので、とりあえず壁だけ先にやってみる事にしました!


イナバ物置の内壁全体に下地角材とスタイロフォームを仕込んでOSB合板を綺麗に貼り付けた断熱強化壁のDIY完成状態

イナバ物置の壁面へスタイロフォームとOSB合板を用いた断熱リメイクDIY

作業の内容

最初は単純に壁だけを作ろうと思っていたのですが、今の状態ではアルミロールシートで簡易的な断熱しかできていません。せっかくなのでしっかりと断熱も強化することにしました。
次に壁を取り付ける方法ですが、イナバ物置に穴を開けて直接取り付ける方法と、既存のボルトの穴を使用して角材を取り付けてその角材に壁を取り付ける方法があります。どちらも一長一短だと思いますが、私的にはイナバ物置本体に穴を開ける事はあまりしたくなかったので、既存のボルトの穴を利用して取り付けることにしました。

作業内容は、まずイナバ物置の壁と壁を固定しているボルトを外して支柱を取り付け、その支柱にOSB合板を打ち付けることになります。この際、既存のボルトは再使用せずに長いボルトに交換します。イナバ物置的外壁とOSB合板の間には空間があるので、そこに断熱材のスタイロフォームを入れ込みます。

私が購入した材料

今回の材料のほとんどは、近くのコーナンではなく、グッデイで購入しました。何故かと言うと、我が家の近くのコーナンにはOSB合板やスタイロフォームがありませんが、グッデイにはあったからです。
※Amazonアソシエイトに参加しています。

杉胴縁(下地用角材)

何を支柱にしようかと迷っていたのですが、グッデイで手頃な物を見つけたのでこれにしました。


グッデイの木材売り場で購入した下地支柱に最適なサイズで切り出されている杉胴縁角材

グッデイで購入した、物置の壁パネルを支える下地支柱用の杉胴縁角材

この角材を縦に使用する場合には横45mm✕奥行30mmで設置、横向きに使用する場合には縦45mm✕奥行30mmで使用しました。

スタイロフォーム

スタイロフォームの厚さは5mm単位でありましたが、支柱を厚さ30mmで使用するようにしたので25mmのスタイロフォームにしました。


グッデイの資材売り場に大量に積み上げられているライトブルー色の軽量断熱材スタイロフォーム

下地木枠の奥行に合わせて厚さ25mmを選択したグッデイのスタイロフォーム断熱材

OSB合板

実際に壁になる部分ですが、グッデイで探していると11mmの普通のベニヤ板とOSB合板が売り出されていたのですが同じ金額でした。材質等にそれほど拘りはなかったのですが、同じ金額ならということでベニヤ板ではなくOSB合板にしました。金額は1枚1,848円でした。今まで見てきた数年前のYouTube動画ではもっと安かったと思うのですが、ここ数年は木材価格が高騰しているから仕方ないですかね・・・。

コーススレッド

OSB合板を支柱に固定するコーススレッドは近所のコーナンで下のリンクの商品を購入しました。
https://amzn.to/46HkNRX

ボルト

支柱をイナバ物置に固定するボルトは60mmのM6ボルトをAmazonで購入しました。
https://amzn.to/3IYEYB8

壁の上には今後天井を作成する時の事も考えて支柱に使った角材を横向きに取り付けました。この時に同じボルトを使用すると長すぎたので、50mmのM6ボルトをAmazonで購入しました。
https://amzn.to/3UdEzNy

ワッシャー

ボルトだけだと木に食い込んでいくのでAmazonで13mmのワッシャーを購入しましたが、もっと直径の大きなワッシャーの方が良かったと思います。
https://amzn.to/45wjjsJ

ナット&ワッシャー

上の方にはネジ穴が無い場所もあるので、Amazonでナットとワッシャーを購入しました。
https://amzn.to/45l4qbo

使用した工具

ほとんどの工具は前回の床をフローリングにDIYの時に購入した物や以前から持っていた物ですが、今回新たに丸ノコも買っちゃいました!

ブラックアンドデッカーマルチツール

電動工具って色々な種類がありますよね。それを個々に揃えるとなると莫大な金額がかかりそうです。そこで、ヘッドを取り換えれば色々な工具として使えるマルチツールの購入を検討しました。
ただ、それでも有名メーカーのマルチツールを購入すると凄い金額がかかります。安い物もあるのですが、イマイチ不安です。そんな時に下の工具を見つけたので、思い切って購入しました。これなら一つでドリル、インパクト、丸ノコ、サンダーを兼ねることができます。

ジグソー

ジグソーも色々な会社から出ていますが、芝生の床土DIYの時に購入したハンマードリルがなかなか良かったので、同じ会社で下のジグソーを購入しました。

トリマー

トリマーも色々ありますが、やっぱり同じ理由で藤原産業さんの下のトリマーを購入しました。

トリマーを購入してもストレートビットが1本しか付属していませんが、トリマーは先端のビットを交換して色々な形に削ることができます。とりあえずこれを買ってみました。

集塵機と接続するためにこのプレートも購入しました。

集塵機

集塵機も色々あります。その中で安価で良さそうな物を探したら、やっぱり藤原産業さんの商品になりました。その中でも下の機種にしました。

容量も大きいしパワーもありそうので重宝しそうです。

集塵機アダプター

集塵機と接続できる工具は色々とあるのですが、それぞれホースのサイズが違います。色々なサイズで接続できるようにこのアダプターを購入しました。

丸ノコ

一口に丸ノコといっても色々とあります。メーカーで言えばやっぱりマキタでしょうか。電源もコード式と充電式があり、値段もバラバラです。
かなり迷ったのですが、ネットで評判の良かったHiKOKIのコード式丸ノコを買う事にしました。その中でも入門用よりワンクラス上のこの丸ノコにしました。長く使うと思ったからです。
使ってみての感想は、これにして良かったです。何と言っても切れ味が良い気がします。

丸ノコ用ダストバッグ

丸ノコは買ったのですが、やっぱり木くずは最小限に抑えたいですよね。その為にこれを購入しました。

ダストアダプター

丸ノコとダストバッグを買えばそのまま繋がると思っていたのですが、そうではありませんでした。接続する為にはこれが必要でした。

スタイロフォームチップソー

丸ノコを買った後に何気なくチップソーを見ていて発見して、便利そうなので買ってみました。ただ、確かに綺麗に切れるのですが、角材とスタイロフォームを交互に切る時にチップソーを付け替えるのが面倒なので、結局あまり使いませんでした。
もし丸ノコが2台あれば重宝すると思いますが、丸ノコを1台しか持っていない私には使いこなせていませんでした。

実際の作業

作業するにあたって一番面倒だったのは大量にある荷物と棚の出し入れです。作業を始める前に荷物や棚を出すだけで30分以上の時間を費やしました。

支柱の設置

まずは支柱を設置します。イナバ物置に元々ある下の写真の金具を利用して支柱を固定します。


物置の内壁パネルを組み立てて連結している縦ラインの純正フック付き金具部分

既存のネジ穴を利用して下地木枠を固定するための、物置壁面の純正連結ボルト金具

その為に横45mm✕奥行30mmで支柱を設置するのですが、そのままでは下側が入りません。下側をカットすると下の写真のようになります。


イナバ物置の床面凸凹を避けるために下端をステップカット加工した2×4支柱木材の根元

フローリングの干渉を防ぐために部分カット加工を施した支柱角材の末端

次にボルトを固定するために支柱にドリルで穴を開けるのですが、下の写真のように支柱をハンマーで叩いてできた跡に穴を開けました。


壁の固定ボルトの頭に角材をあてがってハンマーで叩くことでネジ位置の凹み跡を転写する手順

採寸ミスを防ぐ裏ワザ!角材を既存ボルトへあてがい、ハンマーで叩いて正確な位置の凹み跡を転写

このようにボルトの跡が残ります。


ハンマーによる打撃によって木肌に丸くくっきりと押し付けられて転写されたネジ穴のスタンプ跡

ハンマーで叩いたことで、ドリルで穴あけすべき位置に丸くクッキリ残ったボルトのスタンプ跡

最初はボルトの位置を定規で測って穴を開けたのですが、何故か全く上手くいきませんでした。穴の位置が合わなくてボルトが全然入りませんでした。そこで誰かの動画で見たこのやり方を試してみると上手くボルトが固定できました。絶対にこの方法がお勧めです。因みにドリルは7mmを使用して穴を開けました。

スタイロフォームの設置

設置した支柱の横の空間の幅を測り、


固定した2本の縦支柱の間のクリアランス内寸幅をスケールメジャーを使って細かく測定する様子

スタイロフォームを隙間なくはめ込むため、固定した支柱同士の内寸幅をメジャーで正確に測定

スタイロフォームをカットしてはめ込みます。


木枠フレームの奥の隙間にぴったりとすき間なく敷き詰められた厚さ25mmのスタイロフォーム断熱材

切り出したスタイロフォームを木枠の下地スロットへ押し込み、隙間なく敷き詰めた断熱層

スタイロフォームのカットの方法なんですが、私は最初丸ノコにスタイロフォームチップソーを取り付けてカットしていたのですが、丸ノコのチップソーを交換するのが面倒になったので、途中からはカッターナイフでカットしました。


大型のカッターナイフの刃を定規に沿わせてスタイロフォームの表面に切れ目を入れて切断する手順

厚み25mm程度なら、大型カッターナイフと長めの定規を使えば静かで綺麗に直線カットが可能

OSB合板の貼り付け

スタイロフォームまで終わったら、後はOSB合板を貼り付けるだけです。固定するには大量に購入したコーススレッドをねじ込みます。


OSB合板の表面から下地角材に向かって電動ドライバーでコーススレッドビスをまっすぐ締め込む様子

マルチツールのインパクトヘッドを使い、OSB合板を等間隔で下地支柱へとビス留めしていく作業

OSB合板の向きについてですが、私は縦向きで固定しました。横向きの方が良さそうな気もしましたが、厚さ11mmの合板でもけっこうな重さです。2段目を固定するのが難しそうな気がしたからです。
縦でも横でももう一段上も貼り付けるのですが、一番上はカットするのでそれほど重くはなりません。
ここまで終われば作業は終了となります。下の写真のような出来上がりです。


物置の一面の壁全体にOSB合板が隙間なく美しく貼り増しされて隠れ家空間のようになった様子

物置壁面へのOSB合板の貼り付けが全面完了し、まるで秘密基地のような内装に様変わりした物置内

まとめ

今回はDIYでイナバ物置に壁を設置して断熱を強化しました。今回も特に難しい作業はありませんでしたが、単純作業の繰り返しでかなりの時間はかかりました。でも、これだけイナバ物置が綺麗になったので本当にやって良かったです。断熱効果もアルミロールシートだけの時と比べるとかなり違うと思います。ただ、断熱効果を最大限に発揮するにはやっぱり天井の設置&断熱が必要になると思います。
次は天井断熱DIYと行きたいところですが、前回の床をフローリングにDIY以上に費用がかかったので、資金難の私には暫く天井のDIYは無理ですね~。

以下にかかった費用と注意点を紹介するので、今後同じようなDIYをされる方の参考になれば幸いです。

かかった費用

作業している時は足りない物を買い足しながらやっていたのでそれほど気にしていませんでしたが、かなりの金額がかかっていました・・・。
まずは支柱に使用した杉胴縁の金額です。


杉胴縁角材をまとめ買いしたレシートをノートに貼り付けて明細を記録した画像

グッデイで購入した下地骨組み用の角材(杉胴縁)10本分のレシート購入明細

次にスタイロフォームの金額ですが、もう少し買ったような気もします。


厚さ25mmのスタイロフォームをグッデイで数枚購入した際の発行領収書明細

断熱コア材として追加調達したスタイロフォームの購入レシート詳細

最後にOSB合板ですが、これがやっぱり高かったですね・・・。


1枚あたり1848円のOSB合板を複数枚一括購入した際のグッデイの支払い精算レシート

ウッドショックの価格高騰を実感した、メイン壁材のOSB合板の購入決済レシート

合計すると予想を遥かに上回る金額になっていました。


材料費の各小計を合算して今回の物置壁DIYにかかった総額算出を算出した電卓画面の記録

買い足したビスやボルト金物類もすべて含め、総額を算出した最終的な支出電卓集計画面

支柱とOSB合板の配置の注意点

当初私はOSB合板の端を支柱に合わせようかと思っていたのですが、何本か見た動画ではそのような感じは見受けられませんでした。それなら面倒なのでそのままやってみようと思ってやってみたのですが、やっぱりズレてしまいますね。下の写真のような感じになる場所ができてしまいます。


合板の継ぎ目ジョイントラインが下地角材の中央から外れてはみ出して空を飛んでしまっている状態

合板의ジョイント端部が下地支柱の幅から外れてしまい、ビス留め固定ができないという失敗トラブル箇所

やっぱりOSB合板の端をきちんと支柱に固定しないといけなかったようです。面倒でしたが、数カ所で下の写真のように修正を行いました。


ジョイントの真裏にビスがしっかり効くように添え木角材を追加して補強を施した修正箇所

合板の端をしっかりビス留めして固定させるために、真裏へ添え木角材を追加してリカバリーした修正対策

ネジ穴がない場合の対応法

鉄板に穴は開いていてもネジ穴がない場所があります。支柱を設置する場所では下の写真の金具を使用しました。


ネジ溝の切られていないパネル貫通穴の裏側に当ててボルトをがっちり受けるための専用裏当て四角ナット金具

ネジ山の切られていないパネルの丸穴部分で、裏側からボルトを強固に受けるために用意した特殊な裏当てプレートナット金具

ただ、この金具はネットでも新品を見つけることができませんでした。諦めかけていたのですが、ボルトとセットになっている物がオークションサイトにあったので、これを落札して使用しました。確かにボルトは無駄になりますが、元々固定してあったボルトは大量に残ることになるので、あまり気にしませんでした。

支柱を横向きに固定する上の部分でも穴が開いているだけの場所がありますが、ここにはAmazonで購入したナットとワッシャーを使用しました。また、上の方に使用するボルトは60mmでは長すぎるので50mmを使用します。

扉の横の穴が全くない場所の固定方法

扉部分の横には穴も開いていない部分があります。私は下の写真の方法で固定しました。


開口部ドアサイドの溝に角材を突っ張り横方向のフレームでがっちりと挟み込んで固定した構造

穴が全く無い間口横の柱フレームへ角材を突っ張らせ、横木の突っ張り推力によって強引に挟み込みホールド固定するアイデア工法

右側の支柱はそのままでは入らないので、先に入れない部分を削って入れ込みます。それだけでは上手く固定できないので、横向きの角材で押さえて固定します。写真の「つっぱり用角材」の部分です。これで押さえて動かないようにしてOSB合板を固定しました。

イナバ物置の強度に関する注意点

最後にイナバ物置自体の強度に関してです。
私はイナバ物置本体に穴を開けると強度が落ちる気がしたので違う方法を模索したのですが、実際問題強度は少し心配です。まずもって支柱は木材なので強度的にはどうなのか分かりません。しかもボルトは下の写真のように木材にめり込みます。


締め付けネジボルトを強く回したことで小さなワッシャーごと杉角材の軟らかい木肌へめり込んでしまっている状態

締め付けトルクによって、小さな丸ワッシャーごと杉角材の軟らかい木肌面へ深くめり込んでしまったM6ボルト

ワッシャーはもっと大きなサイズが良かったような気がします。またボルトの裏側にも金具が出っ張っていて木にめり込んでいる筈です。金具の部分だけカットする事も考えたのですが、それも逆に強度が落ちそうな気がしてやめました。
きちんと増し締めはしているのですが、間に木材が入っているので少し心配ですね。強度的にはイナバ物置本体を固定しているボルトはそのままにして、別に穴を開けて木材を固定したやり方の方が良かったのかもしれません。他にもOSBを直接固定する方法もありますよね。まあ、倒壊したりはしないと思いますが・・・。

YouTube動画を作成しました。興味のある方はご覧下さい。


YouTube動画:イナバ物置快適化計画!本体への穴あけ無しで既存ボルト穴を流用する、スタイロフォーム断熱&OSB合板貼り内壁DIY手順

YouTube動画:イナバ物置快適化計画!本体への穴あけ無しで既存ボルト穴を流用する、スタイロフォーム断熱&OSB合板貼り内壁DIY手順(別タブで開きます)

 

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