EPSON インクジェットプリンター EP-979A3 廃インクエラー解除 廃インクパッド交換

少し前の話ですが、父が使っていたエプソンのインクジェットプリンター「EP-979A3」が壊れたので買い直したそうです。話を聞いてみると「廃インクパッドエラーが出てプリンターが動かなくなってしまったためサポートセンターに連絡したが、修理費があまりにも高額だったため買い直した。」とのことでした。
実は私が使っているプリンターEP-710Aも先日「廃インク吸収パッドの吸収量が限界に近づいています。」とのメッセージが出たため対処方法を調べているところでした。私の使っていたEP-710Aはサポートセンターにお願いするしかありませんが、父が使っていたEP-979A3は自分でエラーを解除することができそうなので、父のプリンターを譲り受け、自分で修理・エラー解除に挑戦した様子をご紹介します。

メーカー修理に出すと高額な費用がかかるこのエラーですが、実は自分でも直すことが可能です。手順を詳しくまとめましたので、同じ悩みをお持ちの方はぜひ参考にしてください!

エプソンEP-979A3の廃インクエラーを自力で解除・修理している様子

エプソンEP-979A3の廃インクエラー解除に挑戦

父とサポートセンターとのやり取り(高額な修理費用の実態)

廃インク吸収パッドの限界を知らせるエプソンプリンターの液晶画面

プリンターに表示された廃インク吸収パッドの限界エラー

相談する父のアイコン

私の使っているインクジェットプリンター「EP-979A3」なのですが。「廃インク吸収パッドの吸収量が限界に達しました。エプソンの修理窓口に交換をご依頼ください。」とのメッセージが出て動かなくなりました。昔は福岡空港の近くに修理センターがあったと思うのですが、探しても見つかりません。

サポートセンター担当者のアイコン

福岡の修理センターは無くなっております。修理するにはサポートセンターに発送していただくしかありません。

費用の詳細を確認する父のアイコン

修理期間と金額はどの位かかるのでしょうか?

修理費用を案内するサポート担当者

送料を含めて18,000円程度ですが、他の要交換部品や不良個所を交換すると2万数千円程度になると思います。修理期間は発送から1~2週間程度と見込まれます。

驚く父のアイコン

買った金額と変わらないじゃないですか。買った金額と修理代が変わらないって、買い直せってことですか?

申し訳なさそうにするサポート担当者

申し訳ありませんが、そのような金額になっております。そう思われても仕方ありません。

このようなやり取りがあったため、父は諦めて買い直したそうです。急ぎで印刷したい物があったようです。
それにしても高過ぎますよね〜。
どうも最近の日本の企業は効率化を重視するあまり、物を大切にする事を忘れているようです。車なんかは最たる例です。国が買い直しを後押ししてますもんね〜。それどころか、新車から13年経過すると自動車税も瀑上がり、せっかく大事に乗ってきたのに罰金のようなものです・・・。

廃インクエラー(限界エラー)とは?修理にかかる費用を比較

エプソンのインクジェットプリンターを使用し続けると、クリーニングなどで排出されたインクを吸収する「廃インクパッド」がいっぱいになり、動作が停止してしまいます。これが「廃インクエラー」です。

昔は私の住んでいる福岡にも福岡空港の近くに修理センターがありました。一度職場のプリンターに同じような症状が出たので持込修理をしたのですが、8,000円程度だった気がします。数日後には受け取れたと思います、記憶が定かではありませんが・・・。
今は各地にあった修理センターが集約されてしまったようで、福岡から持込できる場所は無いようです。そのため高額かつ期間が長いんでしょうね。

自分で解決する方法を探しました。下記の2つの事を行えばエラー表示は解除できるようです。

廃インクパッド交換とソフトリセットの2工程のイメージ

廃インクエラー解除に必要な2つのステップ

1. 廃インクパッドの物理交換

プリンターに内蔵されている廃インクパッドが、吸収できる限界を超えると物理的に吸収できなくなるため、新しい廃インクパッドに交換します。限界を超えたまま使い続けると、インクが溢れて設置場所を汚すリスクがあります。

2. プリンター内部のカウント情報をリセット

プリンター自体に印刷枚数やクリーニング回数が記憶されており、一定値に達するとエラーとして動作を停止させます。これを「WIC Reset Utility」などのツールを使用して解除する必要があります。

修理に必要なアイテム(解除キーと交換パッド)

今回の修理で使用したのは、楽天市場で購入した「廃インクエラー解除ツール(WIC Reset Utility用解除キー)」と「交換用廃インクパッド」のセットです。同梱のビニール手袋と、別途プラスドライバーがあれば作業可能です。

  • 廃インクエラー解除ツール(解除キー付)
  • 交換用廃インクパッド(専用の吸収材)
  • ビニール手袋(インク汚れ防止用)
  • プラスドライバー(本体分解用)

おすすめの交換セット(EP-979A3対応)

私が購入した格安セットは現在販売停止中ですが、同等のセット品をご紹介します。これ一つで物理交換とシステムリセットの両方が可能です。

解除ツール(リセットキー)単体

こちらは解除キーのみの販売です。すでに交換用パッドを持っている、あるいはコットンで代用する場合はこちらが安上がりです。

廃インクパッドの代用について

廃インクパッドは、コットン等で代用している人もいるようです。要はインクを吸って保持してくれれば良いのだと思います。私も次に廃インクパッドがいっぱいになったら、コットンを使用しようと考えています。※自己責任となります。

実際の作業手順:EP-979A3の廃インク修理

それでは実際に作業をします。特に難しいことはありませんが、心配な場合は本記事下部のYouTube動画も合わせてご覧ください。

【ステップ1】廃インクパッドの物理的な交換

まずは本体底面から古いパッドを取り出します。EP-979A3の場合、赤枠の部分に廃インクボックスがあります。

EP-979A3本体底面にある廃インクパッドの場所(赤枠表示)

EP-979A3の廃インクパッド格納場所

  1. プリンターを裏返し、底面にある2箇所のネジを外します。
    プリンター底面のネジをドライバーで外す様子

    底面のネジを外してケースを開ける

  2. ケースを慎重に開き、中の古いパッドを取り出します。インクで手が真っ黒になるので手袋は必須です。
    インクを吸って真っ黒になった古い廃インクパッド

    インクで満杯になった古いパッド

  3. ケース内を綺麗に清掃し、新しいパッドを詰め込みます。
    新しい交換用廃インクパッドを詰め込んだ様子

    新しいパッドの設置完了

  4. ケースを元に戻し、ネジで固定します。

【ステップ2】解除ツール「WIC Reset Utility」でシステムリセット

パッド交換後、ソフト上でカウントをリセットします。購入したセットに付属の説明書に従えばスムーズです。

  1. PCに「WIC Reset Utility」をインストールします。
  2. プリンターとPCをUSBケーブル等で接続し、ソフトを起動。
  3. 購入した「解除キー」を入力してリセットを実行。
  4. プリンターの電源を一度切り、再起動すれば完了です!

対応機種の注意点

エプソン製プリンターの多くはこの方法で解除可能ですが、EP-710Aのように解除キーが対応していない機種も存在します。今回使用したツールの対応機種は以下の通りです。

WIC Reset Utilityが対応しているエプソンプリンターの機種一覧表

WIC Reset Utility 対応機種一覧(一部)

※EP-710Aなどは自力リセットが難しい場合がありますが、メーカー修理センターでは対応可能です。事前に確認をおすすめします。

まとめ:自力修理でコスト削減と愛着アップ!

無事にEP-979A3でテスト印刷を行い、正常動作を確認できました。2万円近く払って修理したり買い直したりする前に、まずは自分でチャレンジしてみる価値は十分にあります。

究極の節約術:
廃インクパッドを「コットン」で代用し、解除キーをソフト上で直接購入(約9.99ドル/1,600円程度)すれば、さらに安く修理できる可能性があります。ただし、全て英語表記の操作になるため、不安な方は日本語サポートのある国内業者のセット購入が安心です。

※注意:自分で修理を行う場合はメーカー保証の対象外となる「自己責任」の作業です。対応機種をしっかり確認してから作業を行ってください。


他にもキャンプ道具のメンテナンスや、アウトドアに役立つ情報を発信しています。興味のある方は、ぜひ他の記事もチェックしてみてください!

YouTube動画でも修理の手順を詳しく解説しています。実際の動きを確認したい方はぜひご覧ください。

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