普段父が乗っているC25セレナですが、最近ブレーキが「キーキー」と鳴っています。乗っている本人はそれほど気にしていないようですが、私には気になってしょうがありません。
この不快な音を何とかするために、ブレーキパッドを外して、パッドとキャリパーを徹底的に清掃することにしました。
父のセレナ(車両情報)
〇 車両形式:DBA-NC25
〇 エンジン形式:MR20
〇 駆動方式:4WD
〇 初年度登録年月:平成18年2月(2006年2月)
〇 走行距離:約165,000km
C25セレナのブレーキ鳴き症状と原因
いわゆるモーニングブレーキのように朝だけ音がする訳ではなく、車が止まる時には必ずといっていい程「キーキー」と音が鳴っています。
整備記録を見てみると、ブレーキパッドの残量にはまだ余裕がありました(警告音ではありません)。
車検や点検はディーラーで受けていますが、清掃まではしてくれないことが多いようです。やはり、ブレーキパッド周辺に溜まったダストや汚れ、グリス切れが原因だと考えられます。
作業の概要と注意点
ブレーキ周辺の清掃なので複雑な作業はありません。
タイヤを外し、キャリパーのボルトを外してパッドを取り出し、清掃・面取り・グリスアップを行います。
【重要:警告】
ブレーキは重要保安部品です。
※本来は整備工場等に実施してもらう作業です。
※作業ミスは重大な事故につながります。
※ご自身で作業される場合は、全て自己責任でお願いします。
実際の清掃手順
当然ですが作業の準備として、車をジャッキアップしてウマ(ジャッキスタンド)に乗せ、タイヤを取り外します。
1. キャリパー下側ボルトの取り外し
キャリパーの下側のボルト(14mm)だけを外して、キャリパーを持ち上げる方法で作業しました。
リアキャリパーのボルトは固着していて回りにくかったです。
フロントも同じく14mmですが、ボルトの長さが異なります(フロントは短く、リアは長い)。
2. ブレーキパッドの取り外し
下側のボルトを外してキャリパーを持ち上げると、ブレーキパッドが見えてきます。
パッドは手で引き抜けますが、固着している場合はマイナスドライバー等でこじって外します。
パッドに付いている金属のシム(鳴き止めプレート)も外して清掃します。
3. パッド及びキャリパーの清掃
外してみると、想像以上に汚れていました。
パーツクリーナーとブラシを使って、パッド、シム、キャリパー本体にこびりついたダストを徹底的に落とします。
4. パッドの面取り(鳴き止め対策①)
今回の最重要ポイントです。ブレーキパッドの角が立っていると鳴きの原因になるため、鉄ヤスリで角を削って「面取り」を行います。
5. グリスアップと組付け(鳴き止め対策②)
清掃と面取りが終わったら、元通りに組み付けます。
この時、ブレーキパッドの裏面やシムとの接触部分、キャリパーとの摺動部分にブレーキ専用グリス(耐熱グリス)を塗ります。
※パッドの摩擦面(ローターに当たる面)には絶対にグリスが付かないように注意してください。
グリスアップが終われば、パッドを取り付け、キャリパーを下ろしてボルトを締め付けます。
最後にタイヤを取り付ければ作業完了です。
必要な工具とケミカル
ブレーキグリス(ワコーズ BPR)
鳴き止めには必須です。私はスプレータイプで使いやすいワコーズの製品を使用しました。
パーツクリーナー
ブレーキ周りの頑固な汚れを落とすのに大量に使います。
まとめ
作業前はちょっと動く度にキーキー鳴っていたブレーキが、ほとんど音がしなくなりました!
手間はかかりますが、部品代(グリスとクリーナー)だけで不快な音から解放され、運転の快適度が劇的に向上しました。
ブレーキパッドの残量があるのに音が鳴る場合は、清掃とグリスアップで改善する可能性が高いです。
C25セレナに限らず、同じ症状で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
Youtube動画も作成しました。実際の音や作業の様子はこちらをご覧ください。











コメント