IGTにUS-1800をビルトイン!

 キャンプを始めた頃は青い折り畳みテーブルを使っていたダイキん家ですが、徐々に沼にはまり、2008年についに念願のスノーピークIGT(アイアングリルテーブル)を手に入れました!

 しかし、予算は尽きており、専用のツーバーナーを買う余力はありませんでした。
 手元にあるのは、愛用しているユニフレームのツーバーナー(US-1800)だけ。

 「なんとかして、このユニフレームのツーバーナーをIGTにビルトインできないか?」
 そう思い立って実行した、禁断のDIY改造計画をご紹介します。

最大の問題:サイズが合わない!

 最初の壁はサイズの違いでした。
 IGTのフレーム規格よりも、ユニフレームUS-1800の方が若干サイズが大きいのです。具体的には、蓋の取り付け金具分くらいはみ出してしまいます。

 そのため、スノーピーク純正品のようにポン付けはできません。
 上に載せるだけでは格好悪いので、「自作金具を使って下に吊り下げる」という作戦に出ることにしました。

DIY手順:自作金具と本体加工でビルトイン

DIYの注意点

この改造にはバーナー本体の「削り加工」が含まれます。メーカー保証の対象外となる可能性がありますので、実施される場合は自己責任でお願いします。

手順1:吊り下げ用金具の作成

 IGTのフレームに引っ掛け、ツーバーナーを吊り下げるための「Z字型」のような金具を自作します。

IGT吊り下げ用の自作金具

アルミフラットバーなどを加工してフックを作ります。

手順2:ツーバーナー本体の加工

 作成した金具を差し込むスペースを作るため、US-1800本体の4ヶ所を少し削ります。

バーナー本体の加工

干渉する部分を削ります。

 写真の赤丸の部分に、手順1で作った金具が入るような隙間を作ります。

加工後の様子

金具が収まるスペースを確保。

手順3:ゴムスペーサーで高さ調整

 吊り下げることはできましたが、そのままだと位置が低すぎて使いづらいことが判明。
 そこで、ゴムを使ってスペーサーを作成し、高さを微調整します。

高さ調整用のゴムスペーサー

これでツライチを目指します。

手順4:合体!ビルトイン完成

 金具とスペーサーを使って、US-1800をIGTにセットします。

IGTにユニフレームツーバーナーを装着

違和感なく収まりました!

 なかなか良い感じに仕上がったのではないでしょうか?
 天板と五徳の高さがフラットになり、使い勝手が格段に向上しました。

IGTビルトイン完成図

システムキッチンのような美しさ。

 しっかり固定されているので、ダッチオーブン等の重い物を載せてもグラつきません!

ダッチオーブンを載せた様子

強度も十分です。

まとめ:現行モデルUS-1900でも応用可能?

 私が使用したのは旧モデルのUS-1800ですが、現行モデルのUS-1900もサイズ感はほぼ同じですので、同様の工夫でビルトインが可能だと思われます。
 IGTを買ったものの、ツーバーナーまでスノーピークで揃えるのは予算的に厳しい…という方の参考になれば幸いです。

 次は冬バージョン!「武井バーナー(パープルストーブ301)」のビルトインにも挑戦したいですね。

 

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