前回までにご紹介したキャンプ道具は、
気になる冬キャンプの道具 タクード
ダイキん家の冬キャンプの道具 レインボーストーブ
というどちらも対流形の石油ストーブを紹介したのですが、我が家ではもうひとつケロシンストーブを使っています。
それは、武井バーナーのパープルストーブです。
意外にも最初に使った冬キャンプ用のストーブは、このパープルストーブなんですよ。レインボーストーブよりも薪ストーブよりもキャンプ歴は長いんです!
ただ普通の石油ストーブに比べると取り扱いが難しく、特に炎上には注意が必要です。
簡単に着火法を紹介します。
まずはすべてのバルブが閉まっているのを必ず確認し、ポンピングをしてタンク内の内圧を高めます。
次に予熱器のバルブを開いて着火しますが、普通のライターでは勢いに負けて火が消えてしまうのでターボライターなんかがおすすめです。プレヒートという作業ですよ。
圧が落ちてきたら追加でポンピングをし、2~3分プレヒートをしたらバーナーのバルブを開きます。
プレヒートがしっかりと行えていて灯油が気化してくれれば見事に着火となりますが、プレヒートが不十分だと灯油が気化できずに大炎上となってしまいます!
我が家のパープルストーブは、最初の儀式で父が張り切って着火しようとしていたのですが、大炎上させてしまいました。父は今までにも色々な灯器を使っていたのですが、それでも特別に難しかったようです。
私も何度か炎上させた経験から、今では上記とは違うプレヒート法で着火しています。
それは、予熱器によるプレヒートではなく、燃料用アルコールによるプレヒートです。上記の着火法のプレヒート方法だけが変わります。パープルストーブには実はプレヒート用の皿があるので、その皿にアルコールを入れ、着火して温まるのを待つだけです。皿によるプレヒートを2回行えば確実に着火できると思いますよ。
そのような感じで着火までにも時間もかかりますが、コンパクトなサイズからは考えられない程の凄い火力が魅力です。
また、そのコンパクトさから車への積載も気になりません。
我が家では自作のステーを使用して、下の写真のようにIGTに組み込んで使う事が多かったですね~。
こうすればストーブで暖まりながら、上ではお湯を沸かしたり、鍋を作ったりできます。
一度着火してしまえば、内圧が落ちたときだけポンピングすれば火力を維持できます。
我が家のパープルストーブは301Aセットです。
燃料タンクの大きな501AセットはステーなしでIGTのロースタイルにちょうど合います。
コンパクトな101Cセット
サイズは違いますがバーナー部は同じようで、火力は同じです。
長時間の使用を選ぶか、携帯性を選ぶか、または中間を選ぶか?
私は中間を選択しましたが、キャンパーの間では長時間を選択する方が多いようです。
ただ、私が買った頃と比べると、価格が1.5倍ほどに上がっています。
今だったら買えないな~。
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