リビングシェルを撥水加工!

 前回の父子キャンプで、10年以上愛用している「リビングシェル」が雨漏りするという悲劇に見舞われました。

 経年劣化は仕方ないですが、思い入れのある大切なテント。
 なんとか復活させるべく、最強の撥水剤と言われる「POLON-T(ポロンT)」を使って、自力で撥水加工を行いました!

雨漏りしたリビングシェル

雨が染み込んでしまった天井部分。

最強撥水剤「POLON-T(ポロンT)」とは?

 信越化学工業が製造している「POLON-T」は、繊維用の強力な撥水剤です。
 テントやタープだけでなく、コンクリートやモルタルにも使えるという業務用の実力派。
 乾燥するとシリコーン被膜を形成し、驚異的な撥水力を発揮します。

効率重視!スプレーガンでの施工方法

 以前は「刷毛塗り」で作業したのですが、時間がかかる上に溶剤の臭いで中毒になりそうでした…。
 そこで今回は、コンプレッサー&スプレーガンを使って、一気に吹き付ける作戦に出ました。

準備したもの

  • POLON-T(ポロンT):倉庫に眠っていた在庫を使用。
  • エアーコンプレッサー:実家の倉庫にあったもの。
  • スプレーガン:ネットで購入した安価なもの(口径2.5mm程度がおすすめ)。
  • 防護装備:マスク(二重推奨)、ゴーグル、ゴム手袋、汚れてもいい服。
POLON-Tの缶

年季が入っていますが中身は無事でした。

施工手順

 基本的な手順は以下の通りです。

  1. 洗浄・乾燥:事前にテントを中性洗剤で洗い、完全に乾燥させておきます(今回は1週間干しました)。
  2. 塗布:スプレーガンでPOLON-Tをムラなく吹き付けます。繊維に染み込ませるイメージです。
  3. 乾燥:風通しの良い場所で数時間乾燥させます。

【動画】実際の施工風景

 スプレーガンでの吹き付け作業の様子を動画にまとめました。
 風向きに注意しないと自分にかかるので要注意です!

まとめ:スプレーガンは早いが消費量に注意

 刷毛塗りに比べて圧倒的に早く、楽に施工できました。
 ただし、霧状になって飛散するため、溶剤の消費量は刷毛塗りの倍近くになってしまいました。
 コストを抑えたい場合は、圧力の低いハンディ噴霧器や、地道な刷毛塗りの方が良いかもしれません。

 乾燥後に水をかけてみたところ、しっかりと弾いてくれました!
 これで雨の日も安心…と言いたいところですが、次は縫い目からの浸水を防ぐ「シームレス加工」にも挑戦します。

 

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