自宅に設置したイナバ物置ですが、イナバ物置 快適化計画 断熱 DIYでキャンプ道具を収納するためにDIYで断熱をしただけの状態のままです。
本当はもっとDIYをして快適にしたいのですが、上手く構想がが纏まらなかったのでその後は手付かずの状態だったのですが、今回やっとハイブリッドソーラーインバーターとバッテリーを接続することにしました!
我が家のイナバ物置
前回も説明したのですが、かなり期間が空いたので再度記述します。
本当は2台用のガレージが欲しかったんですが、予算の都合上断念・・・。
我が家の荷物は家の中には入りきれないのでなるべく大きな物置を選びました。
私が選んだ物置はこれです。
本当は棚も付けたかったんですが、これも予算の都合上断念・・・。
自分で設置するか外構屋さんにお願いするかも迷ったんですが、外構屋さんにお願いしました。
物置で電気を使う方法
物置の中で電気を使うには大きく分けて下記の2つの方法があります。
自宅の電気を引っ張る
一番簡単なのは自宅のコンセントから物置までケーブルを引っ張って物置の中で電気を使用する方法です。立て替える前の自宅の物置ではこの方法で電気を使用していました。
物置にバッテリー等を設置する
もう一つは電気を引っ張るのではなく、物置自体にバッテリーを設置し、そのバッテリーを使用して電気を使用する方法です。
この場合はバッテリーシステムにしても充電方法にしても様々な選択肢があると思います。
まずバッテリーシステムについてですが、主に考えられるシステム電圧として12V、24V、48Vの3種類が考えられます。12Vは車のバッテリーシステムに使用されている基本的な電圧です。12Vを並列で増やしていけば容量を大きくすることができます。24Vは一部の車やトラックの基本的な電圧と同じです。24Vのバッテリーも販売されていますが、12Vのバッテリーを直列接続することにより24Vシステムを組むことができます。48Vは車等で通常使用されているかは分かりませんが、48Vのバッテリーも販売されています。また、12Vバッテリーを4個直列接続、24Vバッテリーを直列接続する事によって48Vシステムを組むことができます。
この場合それぞれの電圧に合わせたインバーターやチャージコントローラー、ハイブリッドソーラーインバーターを使用することになります。
私が選んだ電気を使う方法
実は当初12Vシステムを設置して試してみたのですが、上手くいきませんでした。
12V200Ahのバッテリーを設置して充電も完了して、井戸ポンプ以外は何も使用せずに減り具合を試してみたのですが、翌日に確認した時には容量は少し減っていただけだったのですが、翌々朝には電圧低下アラームが鳴っていました。
原因を調べると、井戸ポンプが稼働すると大きく電圧が下がり、容量もどんどん減っていくようでした。そこで12Vでダメなら倍の24Vでシステムを構築しようと思いました。
24Vシステム
12Vの予定から24Vシステムへ変更する結果、既に購入済だった12V用の2000Wのインバーターやチャージコントローラーは必要なくなり、新たに24V対応製品を再購入することになります。バッテリーは現在のバッテリーを直列接続して24V化することにしました。
24Vハイブリッドソーラーインバーター
次にバッテリーを充電する方法ですが、私の計画では自宅から引いたAC100Vを使用して充電する方法とソーラーパネルから充電する方法の両方を併用したいと思っていました。そこでその両方を1台でできるRENOGYの24Vハイブリッドソーラーインバーターを使用しる事にしました。
CORE シリーズ 12V 200Ah リン酸鉄リチウムイオンバッテリー
バッテリーは新たに24V対応のバッテリーを購入する方法もあったのですが、既に購入済のRENOGY CORE シリーズ 12.8V 200AH リン酸鉄リチウムイオンバッテリー(RBT12200LFP-JP)を2個直列接続して24V化します。
ソーラーパネル
ソーラーパネルは今回の作業ではまだ取り付けていません。
RENOGY ソーラーパネル単結晶 200W(RSP200D-JP)を購入済なのですが、正直迷っています。
何故かというと、現在購入済のソーラーパネルを取り付けるにはイナバ物置の屋根に穴を空けて固定するしか方法が思い浮かびません。屋根に穴を空けると腐食や水漏れ、更には強度面も心配になります。そこまでのリスクを犯してまで設置するのかって話ですよね~。では他に何があるのかというとこれです。
今更ですがこのフレキシブルソーラーパネルだったら屋根に穴を空けなくても、併設しているカーポートの屋根に貼り付けることができます。何度考えてもフレキシブルソーラーパネルの方が良さそうですが、追加でかなりの出費となります・・・。
それもあってまだ取り付けてないんです。
実際の作業
それでは実際の作業の流れです。物置に穴を空けて電気を引き込む→屋外コンセントを設置→バッテリーの設置→ハイブリッドソーラーインバーターの設置といった流れになります。
自宅から電気を引き込む
イナバ物置の側面に引き込み場所を決めるとそこにドリルで穴を空けます。その穴をステップドリルを使って配線が通るまで大きくします。
ここにはケーブルの引き込みとACコンセントのコンビネーションになった部品を取り付けます。
屋外コンセントを設置
イナバ物置の前面に屋外コンセントの設置場所を決めると蒸気と同じく穴を空けます。
ここに下のダブルコンセントを設置します。
バッテリーの設置
バッテリーは前述のバッテリーを直列接続しました。このバッテリー間の接続にはRENOGY製バッテリー間接続ケーブル38SQを使用しました。
ハイブリッドソーラーインバーターの設置
最後にハイブリッドソーラーインバーターを設置しますが、ハイブリッドソーラーインバーターは木の板に接続して物置内のメタルラックに引っ掛けました。
各デバイスとの接続は下記のようにしました。
引き込んがAC100Vとの接続
自宅から引くケーブルには家にあった屋外用の防水ケーブルを使用しました。これは1500w対応のケーブルです。このケーブルに23A対応の2芯ケーブルを介してハイブリッドソーラーインバーターと接続しまいした。この入力に関してのヒューズはハイブリッドソーラーインバーター内蔵となっています。
屋外コンセントとの接続
屋外コンセントは物置全面にダブルを1カ所と物置横にコンビを1カ所設置します。当初の予定ではハイブリッドソーラーインバーター→コンビ→ダブルという配線を使用と思っていたのですが、コンビタイプには接続端子が1組しか無かったのでハイブリッドソーラーインバーター→ダブル→コンビに予定を変更しました。ここの配線にも23A対応の2芯ケーブルを使用しました。ここには63Aのブレーカーを取り付ける予定ですが、今現在付けていません。
バッテリーとの接続
直列接続したバッテリーとハイブリッドソーラーインバータの接続は38SQのケーブルを使用しました。プラスのケーブルには150Aのヒューズを使用しました。ここのケーブルは38SQとかなり太いので、なかなかいう事を聞いてくれません・・・。
タイマーコンセント設置
最後に自宅からハイブリッドソーラーインバータに引き込んだケーブルのハイブリッドソーラーインバータ直前にタイマーコンセントを設置しました。
何故タイマーコンセントを使用するのかを説明します。
前提条件として我が家はオール電化住宅で九州電力とオール電化用の契約をしています。この契約では昼間の電気料金が高く21時~7時の電気料金が割安となっています。
そのためバッテリーの充電等は21時~7時に行った方が経済的ですよね。そこでタイマーコンセントを使用して、電気を通すのは21時~7時としてその他の時間帯にはバッテリーを使用して電力を使用するようにしました。ただ、電気をいっぱい使用した時のことを考えて昼間の時間帯にも1時間ほど電気を通すことにしました。
まとめ
今回は24Vハイブリッドソーラーインバータを使用してイナバ物置に屋外コンセントを設置しました。今までもセレナのコンセントを使用すれば作業ができたのですが、イナバ物置に屋外コンセントができたので、気軽に電気を使用しての作業を行うことが可能となり、かなり便利になりましたよ。
常に電気を使用しているのは井戸ポンプだけですが、今の設定で問題なく使用できています。今後はこの24Vシステムにソーラーパネルを取り付けてセミオフグリッド化を目指します。それと共に換気扇を設置したり中の壁面を綺麗にしたりしてイナバ物置快適化計画を進めていきたいですね~。
youtube動画を作成しました。興味のある方はご覧下さい。
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