自分でできる! 芝生の境界にレンガ ~ 庭をオシャレに DIY ~

 味気の無かった我が家の庭をDIYでリメイク中!
 前回までに芝張りまで完了しましたが、芝生と土の境界(エッジ)が何だか締まりが無いのが気になります…。
 そこで今回は、レンガを使って芝生と土の境界をきっちりと仕切り、見た目を引き締めつつ、芝生の侵入を防ぐ根止め対策も行いたいと思います。

レンガで作った芝生の境界

レンガで境界を作ってスッキリ!

これまでの庭DIYの経緯

 入居時は手つかずで殺風景だった庭を、少しずつDIYで改良してきました。

 レンガ調で統一した構築物と緑の芝生が出来上がりましたが、境界部分が曖昧で少し残念な状態でした。

作業前の境界部分

芝生と土の境界が曖昧です

芝生と土の境界処理(エッジ)の検討

 境界をどう処理するか、いくつかのパターンを検討しました。

1. そのままなじませる
一番簡単ですが、前述の通り締まりがなく、芝生が土の方へ侵食してしまいます。
2. 人工芝を敷く
土の上に人工芝を敷いて緑で統一する方法。有力でしたが、せっかくの天然芝が広がるのを邪魔してしまう気がして却下。
3. レンガで仕切る(採用!)
なじませるのではなく、あえて境界を強調する方法。これまでのDIYでレンガ調に統一してきたので、デザイン的にもマッチします。さらに、レンガが根止め(ストッパー)の役割も果たしてくれます。

レンガ埋め込みDIYの作業手順

 作業自体はシンプルです。土を掘ってレンガを埋めるだけですが、いくつか重要なポイントがあります。

1. 溝掘りとレンガの設置

 芝生と土の境界部分を少し掘り下げます。

 【ポイント①:隙間を空ける】
 レンガは芝生の端に密着させず、若干(数センチ)離して埋めます。
 こうすることで、芝生が成長して広がる「余地」を残しておきます。

 【ポイント②:高さを調整する】
 レンガは完全に埋め込まず、少し頭が出るように(段差ができるように)埋めます。
 これにより、芝生と土の区切りが明確になり、根止め効果も高まります。

レンガの埋め込み作業

水平器を使って真っ直ぐに

 水平器を使って、レンガの天面が水平になるように調整しながら埋めていきました。

2. 目土入れ

 芝生とレンガの間にできた隙間には、目土(めつち)を入れます。
 これにより、芝生の根が乾燥するのを防ぎつつ、レンガに向かって伸びていく手助けをします。

隙間に目土を入れる

隙間を土で埋めて完成

まとめ:境界を作って庭が引き締まった!

 レンガを使って芝生と土の境界線を作った結果、庭全体の印象がガラリと変わりました。
 作業前後の比較をご覧ください。

ビフォーアフター比較

左:作業前、右:作業後

 いかがでしょうか?
 レンガのラインが入ることで、メリハリのある引き締まった庭になりました。
 機能面でも、芝生が土の方へ無秩序に広がるのを防いでくれるので、管理が楽になります。

 【追記:3ヶ月後の様子】
 作業から3ヶ月ほど経過しましたが、計画通り芝生がレンガに向かって伸びてきました。
 成長に合わせて、レンガをさらに外側(土側)へ1つ分ずらして広げてみました。臨機応変に拡張できるのも、固定しないレンガ埋め込み方式のメリットですね。

 Youtube動画も作成しました。実際の作業の様子や仕上がりをぜひご覧ください。

 

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