ドラム式洗濯機 メカケース交換

2009年に購入し、11年頑張ってきた我が家のドラム式洗濯機ですが、去年ぐらいからは、脱水時に4発プロペラ爆撃機のような轟音がするようになりました・・・。

妻は全く気にせずに使っているのですが、私は我慢なりません!

と言うことで、ネットで色々と検索すると、どうもモーターのベアリングが壊れているようです。

メカケースという部品を交換しないといけないようですが、専門業者にお願いすると5万円以上かかるみたい・・・。でも更に調べていくと、自分で交換している人もいるようです。

誰かに出来るなら私にもできる! ということで、早速楽天市場でメカケースを注文しました!

DIYの準備と洗濯機移動!最初の関門

先週の土日を利用して作業を開始。せっかくなので洗濯機の中も掃除します!

作業の前に足りない工具の買い出しに行きました。今回はナフコで長めのプラスドライバーと家具用バールを購入。ついでに中国製オキシクリーンも購入しました!

まず最初の関門は、かなり重い洗濯機の移動です。妻の手を借りて何とか動かすことができました。分かり切ったことですが、洗濯機の下になっていた部分には埃がいっぱい。裏側には落ちた物も多数ありました。

ドラム式洗濯機を移動させた後に現れた床面の大量の埃や落ちた物洗濯機を動かした後の床に溜まった大量の埃[/caption>

外装・前面パネルと天板の分解工程

ここから分解作業にかかります。

先ずは前面のドアの4か所のビスを外してドアを取り外します。

ドラム式洗濯機の前面ドア固定ビスを外して取り外す分解工程最初のステップとして前面のドアを取り外す[/caption>

メカケース交換のために前面ドアを完全に分離したドラム式洗濯機前面ドア部分を取り外した洗濯機の様子[/caption>

次にドアの縁の部分の6か所のビスを外して縁の部分を取り外したら、天板のフィルター周辺の4か所、天板両サイドのキャップを外した2か所、天板後ろの3か所のビスを外すと天板が外れます。

乾燥フィルター周辺や各所のビスを外して天板パネルを取り外す作業天板パネルを外すための各種ビスの取り外し[/caption>

続いて、下の写真真ん中のスイッチ部分のビスを外し、前面上パネルから取り外し、上側両端のビスも取り外します。

操作スイッチ基盤部分のビスを外して前面上パネルを分解する様子スイッチ部分を前面上パネルから取り外す[/caption>

次に洗剤投入口のビスを外します。

ドラム式洗濯機の洗剤投入口奥にある固定ビスの分解作業洗剤投入口部分のビスの取り外し[/caption>

まだ前面上パネルは外れないので、排水フィルター部分のビスを外し、

洗濯機下部にある排水フィルター周辺の固定ビスを外す工程下部の排水フィルター部分のビス外し[/caption>

前面の一番下の2か所のビスを外して、先に前面下パネルを取り外します。

ドラム式洗濯機の最下部にある前面下パネルのビスを取り外す作業前面下パネルを取り外して内部を露出させる[/caption>

すると、前面下パネルで隠れていた2か所のビスが見えるので、ビスを外すと前面パネルが外れます!

下パネルの奥に隠れていた固定ビスを外して前面パネルを取り外す工程隠れていたビスを外して前面パネルを分離[/caption>

前面パネルが外れてドラムや内部構造が完全に露出した洗濯機前面パネルを完全に外したドラムの正面状態[/caption>

凄まじい汚れ!内部ホースとドラム周辺パーツの分解

写真下のゴムホースを外すと、大量の埃が現れます。

洗濯機内部のゴムホース接続部を外した部分に詰まった大量の埃上部ゴムホース周辺に溜まった凄まじい埃[/caption>

写真下の穴の中にも大量の埃?ヘドロ?

ホース接続口の内部にこびりついている大量の洗剤カスとヘドロ埃パーツ内部の穴に詰まったヘドロや埃汚れ[/caption>

次に写真下のプラスチックの部分を外します。上のバネも外し、横の配線も外します。配線は固定されていますが、コツを掴めばすぐに外れますよ。

ドラム周辺のプラスチックパーツやバネ、電気配線を外していく分解作業プラスチック枠やサスペンションバネ、配線の取り外し[/caption>

また、下の写真の両端の数か所のビスを外して、ドラムと繋がっている鉄の部分を外します。ただ、この部分は、ドラムのパンと繋がっているので、ビスを外してもブラブラしている状態になります。

ドラムのパンと結合している頑丈な金属製ステー部分のビス外し作業ドラムと繋がる鉄製パーツのビスの取り外し[/caption>

次に、作業スペースを確保するためにした側のファンが付いたコントローラー?的な部分と鉄のステイを外します。右側と下にあるビスを外すと前に倒れてきます。

最下部にあるファン付き基盤コントローラーユニットと鉄製ステーの取り外し作業空間を広げるため下部基盤ユニットを外す[/caption>

手前に倒して作業スペースを確保した基盤ユニットとステーの様子コントローラー部分を手前に倒した状態[/caption>

すると、パンから排水ホースに繋がっているゴムホース2本とセンサーが見えるので、これも取り外します。

排水パンの底面から繋がっている太い黒のゴムホースと各種センサー類の取り外し排水用のゴムホースとセンサー類の分離作業[/caption>

更に、上の写真のようなビスが10か所程パンにとまっているので、全て取り外します。この作業をする時には、25cm程の長さがあるドライバーがないと、奥にあるビスに届きません。更に両サイドのビスは隙間が殆どなく、とても作業しづらいので注意して外します。私も落としてしまいましたが、後から拾えるので大丈夫でした。

外れると、こんな感じです。

周囲の固定ビスを全て外して内部のステンレスドラムが露出した構造パンのビスを外しドラムが外れそうになった状態[/caption>

ドラム、汚いです・・・。

長年の洗剤カスや黒カビが全体にびっしり付着した洗濯槽ステンレスドラム洗剤カスや黒カビで激しく汚れたステンレスドラム[/caption>

取り外したパンにいたっては・・・。

ドロドロの洗剤汚れやカビが底一面にこびりついた外側プラスチックパン汚れが最悪な状態になっていた外側のパン[/caption>

背面パネル分解とボルト固着!第2の関門

私は次に後ろ側の作業に移りました。

枠だらけの背面のビスを外していきます。

ドラム式洗濯機の裏側にある背面パネルカバーの取り外し分解埃の溜まった背面パネルの取り外しにかかる[/caption>

背面パネルを外して現れた大型プーリーや駆動モーター、配線部分の様子背面パネル内部のメカニカルな構造[/caption>

上の写真の真ん中のセンサーを外し、黒いホースを外し、左側の汚れたホースも外します。

私は、黒いホースを外した後の穴にドライバーを入れて固定し、前面に移動して、ラチェットでドラムを固定している6本のボルトを外そうとしたのですが、全く動きません。第2の関門に突き当りました・・・。

仕方ないので、実家に工具を取りに行きました。

ここまでの作業時間は2時間半程でしょうか。

実家から持ってきたT字レンチを使うと、何とかボルトを外すことができました。

実家から持参した強力なT字レンチを使ってドラム固定ボルトを緩める作業T字レンチを使用して固着した固定ボルトを取り外す[/caption>

最難関!ステンレスドラム取り外しのジャッキ作戦と破損トラブル

これで一安心したのですが、次の第3の関門のドラム外しは、ネットで調べたどの記事よりも厳しいものでした・・・。

まず普通に引っ張ってみましたが、当然外れません・・・。

次に後ろ側からバールを使ってこじ開けようとしましたが、全く外れないどころか、プラスチック製のパンの一部が破損・・・。

次に確実に外れると思っていた下の写真の方法を実践したのですが・・・。

固着したステンレスドラムを外すために内部に車載ジャッキを設置して押し広げる作戦ドラムを抜くために内部で車載ジャッキを引き伸ばすアイデア作戦[/caption>

ネットの記事を見ると、かなり固着したドラムでも、ボルトを完全に取らずに残しておいて、ボルトの頭に車載用ジャッキを当て、写真のようにドラムの中で広げていくと外れると書いてあったのですが、外れるどころか、ドラムが変形していきます・・・。

この作業を数回繰り返したのですが、ドラムは微動だにしません・・・。

一旦ジャッキを外して再び後ろに移動し、ヒートポンプボックスに付いたセンサーのカプラーを外し、

背面にあるヒートポンプボックス周辺のセンサー配線用カプラーを取り外す工程ヒートポンプ周辺のセンサーカプラーの取り外し[/caption>

配線の5か所のカプラーを外して、ヒートポンプボックスも外します。

配線カプラーをすべて外して大きなヒートポンプボックスユニットを分離した状態ヒートポンプユニットの完全な取り外しに成功[/caption>

再び前面に移動し、ドラムのボルトを全て半分ほどねじ込みます。

ここでショックレスハンマーを使って、ボルトの頭を叩きまくり、固着した部分が外れる事を期待します。

その後再びジャッキ作戦を実施しますが、外れません・・・。

ついに固着解消!旧メカケースの取り外しと新品交換

最後にこれでダメなら諦めようと思い、再び後ろ側に移動。

メカケースは下の写真の赤丸のボルト数か所で固定されています。

背面中央のメカケース(ベアリング部品)を固定している複数の主要ボルト位置メカケースを固定している裏側のボルト箇所群[/caption>

いっぱいあるのですが、全て緩めます。

レンチを用いてメカケースの固定用ボルトを一本ずつ丁寧に緩めていく作業数多くの固定ボルトをすべて緩めていく[/caption>

プラスチック部分と金属部分の間にバールを入れ、全体を少しずつ引きはがしてみました。

暫く地道な作業を続けていると、「バリッ!」と音がして、何とかドラムを外すことができました!

ドラム外しに悪戦苦闘すること3時間あまり・・・。

外れたドラムの裏を見ると凄い状態ですね。

取り外したステンレスドラム裏側の軸周辺に溜まった強烈な洗剤カスと汚れ激しく固着していたドラム裏側のもの凄い汚れ汚れ[/caption>

ドラムを外した後を見ると、割れた部分がはっきりです。

バール作業中に割れて破損してしまったプラスチックパンの一部の写真力任せのバール作業で割れてしまったプラスチックパン部分[/caption>

再び後ろ側に移動し、疲れ切った身体に鞭打ってメカケースを交換します。

アースのビスが外れなかったので、アースの先が切れてしまいましたが、メカケース自体は簡単に取り外すことができます。

ただ、メカケースはとても重いので、落とさないように気を付けて取り外しました。

取り外した跡に、新品のメカケースを取り付けます。アースも何とか固定することができました。

洗濯機の裏側に新しく組み付け固定したピカピカの新品メカケース部品新品のメカケースを裏側にしっかり取り付け[/caption>

オキシ漬けによる徹底清掃と再組み立て工程

多くの部品を外して軽いうちに洗濯機を元の場所に戻しました。この重さなら何とか一人で動かせましたよ。

最後に前側の下の写真のホースを外します。

清清を行うためにドラム正面下部にあるジャバラゴムホースを取り外す工程漬け置き洗いをするための下部ジャバラホースの取り外し[/caption>

本日の作業はここまでの状態で終了し、外したホース等を風呂桶の中でオキシ漬けにして清掃しました。

各ホース類は洗剤カスや埃でいっぱいだったので綺麗に清掃。特にドラムは念入りに清掃しましたよ。

翌日は朝から組み立て作業。

先ずは綺麗になった?ドラムを組み付けます。

汚れを落として磨き上げたステンレスドラムを洗濯機内部に慎重に再結合する様子綺麗に洗浄したステンレスドラムを再組み立て[/caption>

ボルトが1本だけ最後まで行きませんでしたが、疲れているので妥協しましたw

ホース類も元通りにしていきます。

分解したジャバラゴムホースや配線類を元の接続場所に正しく復元していく工程各部ゴムホースやクリップを元の配置に戻す[/caption>

2時間程で元に戻りました。

すべての外装パネルやドアを元通りに組み付け終わったドラム式洗濯機無事にすべての外装パネルの組み戻しが完了[/caption>

何故かビス類が余るのは、車の整備の時と同じですが、良しとしますか。

組み立て後にトレイの上に何故か余って残ってしまった数本の固定ビスDIY修理あるあるの何故か数本余ってしまったビス[/caption>

動作確認と轟音の解消!DIY修理を終えて

ほぼ完全に分解したようなものなので、ちゃんと動くか心配でしたが、大丈夫のようでした。

修理を終えて正常に通電し液晶やドラムが稼働した状態のドラム式洗濯機電源を入れ無事に正常稼働したドラム式洗濯機[/caption>

そして何よりも、昨日までの轟音が嘘のように静かになりました。他の全ての動きもスムーズです。洗濯機の音が全く気にならなくなりました!

もちろん、洗濯をする前には数回洗いましたよ。

ドラム式洗濯機のメカケース交換&清掃。

今までにやったDIYの中でも2番目ぐらいに大変でした。一番は失敗したスカイラインのパワーウィンドウ修理ですが・・・。

メカケース交換は様々な要素が必要な作業でしたが、何といっても根気が必要です。

さすがの私も真夏の作業で汗ダクになり、疲れて力も入らず、何度も止めようかと思いました。二度とやりたくはないですね~。

5万円以上かかるのも納得です。

もしスキルアップや節約のため、自分でやってみようと思う方の参考になれば幸いです。

今回大活躍した工具一式

最後に今回使用した工具を紹介します。今回購入したのは、赤の長いプラスドライバーとバールです。

ドラム式洗濯機の分解修理に使用したロングドライバーやレンチ、バール等の工具一式今回メカケース交換DIYで大活躍した工具たち[/caption>

上の写真にはありませんが、車載ジャッキも活躍しました!

【YouTube動画】ドラム式洗濯機分解修理の全貌

youtube動画も作成したので、興味のある方はご覧下さい。

YouTubeで公開しているドラム式洗濯機メカケース交換のDIY分解修理動画【YouTube動画】ドラム式洗濯機メカケース交換DIY作業の全工程はこちら(別タブで開きます)[/caption>

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