焚火台型コーヒードリッパー 便利なキャンプ道具

 外出自粛が続く中、自宅で少しでもアウトドア気分を味わいたい。
 そんな休日の朝に活躍しているのが、スノーピークの傑作ギア「フォールディングコーヒードリッパー 焚火台型(CS-113)」です。

 キャンプはもちろん、家使い(家キャン)でもテンションが上がるこのアイテムの魅力と使い方をレビューします。

名作「焚火台」を模したデザインとスペック

 このドリッパーの最大の特徴は、その名の通りスノーピークを代表する製品「焚火台」と同じ形状・構造をしていることです。

スノーピーク フォールディングコーヒードリッパー 焚火台型

金属製の美しいデザイン。

項目 スペック
材質 ステンレス(SUS304)
サイズ 104×104×96mm
収納サイズ 170×140×14mm
重量 140g

使って分かった3つのメリット

1. 驚異の収納サイズ「薄さ14mm」

 一番の魅力は、パタンと折りたたむと厚さがたったの14mmになること。
 陶器やプラスチック製のドリッパーは嵩張りますが、これならちょっとした隙間に収納可能です。

折りたたんだ状態の薄さ

横から見ると驚きの薄さ。

 オートキャンプのコンテナの隙間はもちろん、登山のザックのポケットにもスッと入ります。

2. 軽量なのに高い安定感

 展開すると4点でしっかり支える構造になり、マグカップやシェラカップの上でも安定します。
 華奢に見えてグラつきが少ないのは、さすがスノーピークといったところ。

展開したドリッパー

本物の焚火台のような機能美。

3. 所有欲を満たすデザイン

 そして何より「カッコいい」。
 朝のコーヒータイムにこのドリッパーがあるだけで、サイトの雰囲気がグッと良くなります。

唯一のデメリット:フィルターの折り方

 市販の円錐形や台形ペーパーフィルターを使う場合、少し工夫が必要です。
 四角錐の形に合わせるため、以下の写真のようにフィルターを折ってセットします。

フィルターの折り方

ひと手間かかりますが、これも儀式の一つ。

 慣れれば数秒の作業ですが、専用フィルターではないため少し手間がかかるのが難点と言えば難点です。

美味しいコーヒーの淹れ方(実践編)

 実際にコーヒーを淹れる手順を紹介します。

1. 展開してセット

 ドリッパーを開き、折ったフィルターをセットします。
 この時、フィルターを少し水で濡らしてドリッパーに密着させると、より安定します。

フィルターをセット

セット完了。

2. 豆を入れてドリップ開始

 お好みの量のコーヒー粉を入れ、マグカップに乗せます。
 4本の脚がカップの縁を捉えるので、滑り落ちる心配はありません。

マグカップにセット

アウトドア用のマグとも相性抜群。

3. 蒸らしと抽出

 最初にお湯を少量注ぎ、30秒ほど蒸らします。
 その後、「の」の字を描くようにお湯を注いでいきます。

ドリップ中

香りが広がります。

完成したコーヒー

至福の一杯の完成。

まとめ:一生モノのコーヒーギア

 ステンレス製で耐久性が高く、使い込むほどに味が出る「焚火台型コーヒードリッパー」。
 コンパクトなので収納場所に困らず、家でも外でも美味しいコーヒーを楽しめます。

 スノーピークファンはもちろん、長く使える良い道具を探している方におすすめの一品です。

 

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