日本最強の城 金田城 ~ 城山登山 ~

 今回のダイキん家の登山は金田城です。対馬での通称は城山です。
 私が春に転勤となるのを知り、Y隊長が「対馬の卒業記念に城山に登ろう!」と言ってくれていました。 最初はもっと早い時期に計画しようと思っていたのですが、色々と行事があったり、私の身内に不幸があったりして計画が延び延びに・・・。転勤直前なので私はもう諦めていました。

 結局職場での最終日。みなさんに挨拶を済ませ、Y隊長にも挨拶に行ったところ、「もし明日行けるなら城山に行きませんか?」とのこと。もちろん二つ返事でお願いしました。
 数日前に私の送別会をしていただいた時、OBのSさんも城山に行ってみたいと言っていたのを思い出して電話をしてみると、是非行きたいとのことです。結局三人で行くことになりしました。

 当日は完全武装で張り切って出発し、8時半にY隊長と合流しY隊長の車で途中のコンビニに向かいます。そこでSさんと合流。そこからはSさんの車で城山へ向かいました。その途中にSさんがお勧めの景色の良い場所に案内してくれました。写真を撮ったつもりだったんですが、捜してもないんですよね~。
 再び城山に向けて出発します。鶏知で曲がって24号線は良かったのですが、城山の看板で右折してからは対馬らしい道が続きます。この道もセレナだったら厳しかったですね~。
 9時40分頃に登山口の駐車場に到着しようとすると、Sさんが「あー二人とも登山靴だ~。」と言っていました。Sさんは普通の運動靴だったんです。

 登山口から登り始めてしばらくすると、いきなり長い石垣の城壁が現れます。朝鮮式山城なんでこの城壁が外壁となっていたのでしょうね。
城壁
 上の方にも行ってみましたが、やはり城壁が続いていました。その後は山頂を目指して進んで行きます。
 この山頂まで続く道なんですが、山頂にあった砲台へと続く軍用道路だったそうです。古代からあった道を帝国陸軍が整備したんでしょうね。どおりで同じ幅の綺麗な道が続くはずです。
 山頂付近に着くと大きく丸い砲台の跡が残ってました。そしてそこからの眺めが素晴らしい!
砲台からの眺め
砲台からの眺め
 この日は快晴というだけでなく空気もとても澄んでいて、韓国がはっきりと見えました。対馬出身で永年対馬に住んでいるSさんでさえも、これほど韓国がはっきり見えるのはあまり記憶にないと言うぐらいです。しかも場所が対馬北部ではなく、中部のこの辺ではほぼ見えることはないそうです。
 S隊長も「今日は最高の城山だ!」と言って喜んでいましたよ。

 次は本当の山頂に向かいました。
城山頂上
 山頂からの眺めも本当に素晴らしいの一言です。やっぱり来て良かったな~。
頂上からの眺め
頂上からの眺め
頂上からの眺め

 頂上からは、Y隊長の案内で海岸線まで一気に下ります。もし通られる方は、けっこう険しいので注意して下さい。
 下って行く途中には、シーカヤックでも有名な巨大な垂直の岩も見えましたよ。
大岩
 続いて一ノ城戸に着きましたが、かなり石垣の保存状態が良いですね~。
一の城戸
一の城戸
 一ノ城戸から更に海岸線へと向かって下りていきました。すると海岸には神社がありました。大良戸神社だそうでう。もちろん三人でお参りしましたよ。
大良戸神社

 一番下の海岸線まで下りて来たので今からは登るだけです。再びY隊長を先頭に登り始めます。
 暫く進んで行くと二ノ城戸へ着きましたが、ここも石垣の保存状態がいいですね~。
二ノ城戸
二ノ城戸

 二ノ城戸から更に城壁沿いを登って行くと、何となく見た事があるような場所に出てきました。
城壁
城壁
 みたような気はするのですが何処かは分かりませんでした。でも、Y隊長が教えてくれました。ここは一番最初に見た石垣の下の部分だったんですね~。
 その後石垣に沿って登り、最初に写真を撮った場所に戻りました。
城壁

 その後駐車場に戻りましたが、全行程で3時間程だったと思います。あり得ない程の好天に恵まれた素晴らしい登山でした。Y隊長、Sさんありがとうございました。
 これで対馬最後の登山となる城山登山は終わり、Y隊長から対馬卒業OKのお墨付きも頂きました。
 これで心置きなく福岡に帰れます!

 

 他の対馬での登山

 対馬の霊峰白嶽登山

 清水山城~有明山

 竜良山登山

 御岳登山

 

にほんブログ村 アウトドアブログ キャンプへ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログへ
にほんブログ村

 

タイトルとURLをコピーしました