ホースリール ノズル 水漏れ修理

 久しぶりに庭の水撒きをしようと蛇口をひねると、ノズルから水がポタポタと漏れていました。
 接続部分ではなく、持ち手(グリップ)の中から漏れているようです。
 内部の部品が割れたかと思い、買い替えも検討しましたが、ダメ元で分解修理に挑戦してみることにしました!

散水ノズルの水漏れ修理

水漏れした散水ノズルを修理します

使用しているホースリール

 庭のDIY時に購入した、おしゃれなブラウンカラーのホースリールです。
 使い勝手が良く気に入っているので、なんとか直したいところです。

水漏れの原因調査

 よく見ると、ノズルのトリガー(握る部分)の隙間あたりから水が漏れているようです。
 内部のパッキンや部品がずれている可能性が高そうです。

水漏れ箇所

赤丸の部分から水が漏れています

分解修理の手順

1. ホース接続部とカバーの取り外し

 まず、ノズルのカバーを外すために、ホースとの接続部分(コネクター)を外します。

接続部の取り外し

平らな部分をプライヤーで回します

 接続部のナット(平らな面がある部分)をプライヤーなどで回して外します。
 その後、グリップ下部のゴムパーツを外せば、カバー全体を取り外すことができます。

カバーを外した状態

カバーが外れました

 カバーを外した状態で通水し、漏れている箇所を特定します。
 やはりトリガー内部の白い樹脂パーツ付近から漏れているようです。

水漏れ箇所の特定

トリガー裏からの漏れを確認

2. トリガー部分の分解

 トリガー(レバー)を固定しているピンやツメを外して分解します。

トリガーの分解

固定部分を外します

 中から白い樹脂パーツ、バネ、シャフトなどが出てきます。
 確認すると、トリガー裏の白い樹脂パーツが定位置からズレてしまっていたようです。

3. 組み立てと動作確認

 ズレていたパーツを正しい位置に戻し、逆の手順で組み立てます。
 ※バネの反発があるので、部品が飛び出さないように注意して作業しました。

ノズルの仕組み(なぜ直ったのか?)

 分解して分かったノズルの内部構造を図解してみました。

通常時(止水状態)

 内部の部品Aが水圧とバネで押し上げられ、水路を塞いでいます。

止水時の仕組み図解

弁が閉じています

放水時

 トリガーを引くと、部品Bが押し込まれ、部品Aを押し下げます。
 すると隙間ができ、そこから水が流れる仕組みです。

放水時の仕組み図解1

トリガーと連動して部品が動きます

放水時の仕組み図解2

隙間から水が出ます

 今回は、この可動部分のパーツがズレてしまい、常に隙間ができていた(またはシールが効いていなかった)のが原因だったようです。

まとめ

 組み直して通水したところ、水漏れは完全に止まりました!
 部品の破損ではなく「ズレ」が原因だったため、分解・組み直しだけで修理できました。

 買い替えを覚悟していましたが、DIYで直せて大満足です。
 もし同様の症状でお困りの方は、ダメ元で一度分解してみる価値はあると思います。

 実際の修理の様子をYouTube動画にまとめました。分解のコツなど、動画の方が分かりやすいと思います。

 

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