IGTマルチファンクションテーブル自作

 前回に続いて随分前のDIYの話です。
 年越しキャンプに向けて、スノーピークのIGT(アイアングリルテーブル)を拡張するための「自作マルチファンクションテーブル」の製作に取り掛かりました。

【工程1】材料選びと天板の塗装

 まずは材料調達から。ホームセンター「ハンズマン」に行き、悩みに悩んだ挙句、天板用としてヒノキの板を購入しました!

マルチファンクションテーブル用のヒノキ板

綺麗な木目のヒノキ板をチョイス。

 耐久性と見た目を良くするために、まずは全体にニスを万遍無く塗っていきます。
 ニスを乾かす時間が必要なので、1日目の作業はここまで。

ニス塗り作業

丁寧にニスを塗って乾燥させます。

【工程2】IGTとの連結金具取り付け(※失敗注意!)

 IGTとのジョイント部分は、以前紹介したIGTスライドトップテーブル自作の時とほとんど同じ方法です。
 スノーピーク純正の「レールジョイントハンガーL」を利用して、IGT本体とこの自作テーブルを接続します。

 反対側には、脚を取り付けるための金具(ポール受け)を取り付けました。

脚取り付け金具の設置

脚をねじ込むための金具をセット。

【失敗談】横着すると割れます!

 本当はドリルできちんと下穴を開けてからネジで固定すべきだったのですが、「面倒くさいからいいか」と電動ドライバーで直接ねじ込んでしまいました。
 その結果・・・最後のトルクをかけた瞬間に「パキッ」という嫌な音が。

天板が割れた様子

無残にも入ってしまったヒビ割れ。

 天板が割れちゃいました(涙)。
 やはり木工において下穴処理の手抜きは厳禁ですね。皆さんは必ずドリルを使ってください!

【工程3】ステンレスポールで脚を自作

 気を取り直して、お次は脚の製作です!
 ホームセンターで購入したステンレス製のポールを万力で固定し、パイプカッターを使って36cmの長さにカットしていきます。

パイプカッターで脚をカット

パイプカッターで正確にカット。

 ポールをカットした後は、以下の加工を施しました。

  • 上部(テーブル側):「打ち込みナット」を打ち込み、ボルトをねじ込んで固定できるようにする。
  • 下部(地面側):本物を真似て、白いアジャスタ機能付きの脚パーツ(打ち込み式)を装着。
自作した脚のアジャスター

アジャスター付きで高さ調整も可能。

完成!IGTとの連結テスト

 テーブルと足をジョイントさせると、こんな感じです!

自作テーブル完成

意外としっかりした作りになりました。

 いざ、IGT本体と合体!
 ちゃんと縦に連結できました!

IGT縦連結

縦に長く拡張成功。

 横にも連結可能です!

IGT横連結

横に広げることもできます。

 本物のマルチファンクションテーブルと比べると、若干サイズが小さいのですが、そんな事は気にしてはいけません(笑)。
 このテーブルの完成により、人数が増えても対応できるようになりました。
 純正品は高価ですが、自作なら数千円で自分好みの拡張が可能です。皆さんもぜひ挑戦してみてください!

 

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