我が家の殺風景な庭をおしゃれにするDIYプロジェクト。これまでにブロック塀のモルタル造形とレンガ風塗装を行いました。
今回はその内側に、本物のレンガを使って花壇を作ります。
モルタル造形の壁とマッチした、おしゃれな花壇を目指します!
これまでの庭DIYの経緯
入居時は手つかずで殺風景だった庭。予算もないので自分でDIYすることに決めました。
これまでの工程はこちらの記事をご覧ください。
壁面がおしゃれになったので、今回はその手前にレンガを積んで花壇を作っていきます。
レンガ積みの計画
今回の作業は、レンガを積み上げて花壇の枠を作るシンプルなものです。基礎部分やレンガの接着にはモルタルを使用します。
積み方は、レンガを半分ずつずらして積む「ランニングボンド(馬目地)」のような、ごく一般的な積み方にしました。
準備した材料と道具
材料は全てホームセンター(コーナン)で揃えました。
1. レンガ(約160個)
ライトブラウン、赤、茶色の3色をミックスして使うことにしました。
ちょうど特売で1個98円(税抜)だったので、合計約160個を購入。通常価格より3,000円以上節約できました。
【購入時のポイント】
・一度に運ぶのは大変なので、数回に分けて購入・搬入しました。
・外に積まれているものは汚れや欠けがあるため、なるべく綺麗なものを選別しました。
2. モルタル材料(セメント+砂)
今回は量が必要なので、インスタントモルタルではなく、セメントと砂を別々に購入して自分で配合しました(安上がりです)。
3. レンガ鏝(こて)
モルタルを載せやすいレンガ鏝を追加購入しました。
レンガ花壇DIYの手順
1. 基礎作り(地面を掘る)
まず、レンガを積む場所を掘り下げます。
本来なら砕石を敷いて転圧すべきですが、我が家の庭は土が非常に固く、数センチ掘るだけで一苦労だったため、そのままモルタルを流して基礎としました。
2. レンガ積み(水漬けが重要!)
基礎の上にモルタルを置き、レンガを積んでいきます。
ここで一番重要なポイントは、レンガを事前に水に浸けておくことです。
レンガが乾いているとモルタルの水分を急激に吸い取ってしまい、接着不良(ドライアウト)の原因になります。
3. 目地埋めと仕上げ
積み終わったら、目地にモルタルを詰めていきます。
私は後から詰め込む方法を取りましたが、最初からレンガに多めにモルタルを載せておいて、はみ出した分を削り取る方法の方が綺麗に仕上がるかもしれません。
4. 完成!
目地を白く塗装して完成です。素人作業ですが、モルタル造形の壁とも雰囲気が合って満足いく仕上がりになりました。
その後の手直し:土が硬すぎて植物が育たない問題
花壇は完成しましたが、問題が発生しました。
元々の土が硬すぎて、植物(ローズマリーやバジル)が根を張れず、全然育たなかったのです。
秘密兵器「ハンマードリル」導入
手掘りでは限界を感じ、安価な電動ハンマードリルを購入しました。
これを使って花壇の中の土を30cm~40cmほど掘り返し、土壌改良を行いました。
その結果、植物が驚くほど元気に成長するようになりました!
庭土が硬い場合は、最初から機械に頼るのが正解かもしれません。
Youtube動画も作成しました。レンガ積みの様子やハンマードリルの威力など、ぜひご覧ください。















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