今日も対馬の桜の名所を紹介します。今回は鶏知ダムです。
対馬の厳原港から車で北へ向かって15分程走ると「鶏知」という場所にたどり着きます。珍しい地名ですが、あまり人からこう呼ばれたくないですよね。
余談ですが、この鶏知には鶏鳴小学校という小学校があります。この名前を聞いてピンと来る人は少ないと思うので説明します。
昔中国の春秋戦国時代のことです。斉の国に孟嘗君という高名な公司がいました。孟嘗君の元には食客が3,000人もいたと言われています。孟嘗君は他の人よりも何か一つだけでも優れたものを持っていれば食客にしたそうで、その中には盗みの名人や物まねの名人までいたそうです。
ある時、孟嘗君は秦の王様に呼び出されました。秦の王様は孟嘗君を監禁して殺すつもりだったともいわれています。
しかし孟嘗君にはこの呼び出しを断る訳にもいきません。もし断れば、強大な軍事力を持つ秦が斉を攻める口実となるからです。
覚悟を決めた孟嘗君は、十数人の共を連れて秦に行きましたが、その中には盗みの名人と物まねの名人もいました。秦に到着すると、最初は盛大に還元されたものの、時間が経つにつれて秦王の態度は変わって行き、軟禁状態となりました。
こまった孟嘗君は秦王の寵姫にとりなしを頼んだのですが、狐白裘(こはっきゅう)という毛皮をくれれば何とかすると言いました。が、孟嘗君は困りました。その毛皮は先日秦王に献上したため手元にはなく、秦の王宮の中にあります。困っていた孟嘗君を救ったのは食客の中の盗みの名人です。王宮に忍び込み毛皮を盗み出して孟嘗君の元に持ってきました。それを寵姫に献上して孟嘗君は首都からの脱出に成功しました。
何とか脱出したのですが、最後の難関の函谷関に着いたのは夜中でした。追手がきているかもしれませんので、一刻も早く関を出ないといけません。ですが秦の決まりで一番鳥が泣かないと関が開きません。今度は食客の中の物まねの名人が大活躍です。鶏の鳴き声の物まねをすると、他の鶏も鳴きだして、無事に脱出できたということです。
長くなりましたが、この故事を「鶏鳴狗盗」といいます。私は鶏鳴小学校と聞いたら、この鶏鳴狗盗を思い出すんですよね~。
話は戻ります。
4月1日(日)は休みだったのですが、朝の8時過ぎには対馬空港へ行かなければなりませんでした。
1年間一緒に働いた職場の仲間の見送りのためです。離島から離島への転勤。次の行き先は与那国島なんですよね~。対馬から与那国なんて・・・。
その見送りに間に合うように早めに出発。7時頃には家を出ました。
車で20分ちょっとで鶏知ダムに到着。
綺麗に咲いてます!
ダムの横の小さな公園に桜が綺麗に咲いていました。
そしてこの公園から白嶽が見えます。
桜と白嶽のコラボもいいですね~♪
公園の一段下の方に降りると、更に桜でいっぱいでした!
地元の人にも人気の公園のようで、前日には賑わったのでしょうね~。
バーベキューの道具を回収しに来る人達もいましたよ。
以上、朝の写活でした。
その後は空港で見送りしましたよ!
コメント
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