自分でできる! 芝生の床土 ~ 庭をオシャレに DIY ~

味気の無かった我が家の庭のブロック・花壇・立水栓をレンガ風に統一し、ちょっとオシャレになってきた我が家の庭ですが、やっぱり綺麗な緑の芝生が欲しいですよね~。という訳で、思い切って庭に芝生を植えることにしました。
先ずは芝生を植えるために床土を作ります。大変なのは分かっていますが、何とかなるかんな~。

お庭へ綺麗な緑の芝生を張るための下地となる床土作りと水はけ改善DIYの作業イメージ

芝生を植えるための本格的な床土作りと水はけ改善DIY

これまでの経緯

本来なら入居時に綺麗な庭が完成している筈だったんですが、諸般の理由で入居日にも何もできていませんでした。ハウスメーカーの担当者には頼まずに自分で業者を見つけて何とか形だけはやってもらいましたが、味気のないさっ風景な庭です。
予算もないので自分で何とかしようとお洒落な庭にしてみようと思いDIYでの庭造りを決断
これまでに
自分でできる! モルタル造形 ~ 庭をオシャレに DIY ~
自分でできる! モルタル造形塗装 ~ 庭をオシャレに DIY ~
自分でできる! レンガの花壇 ~ 庭をオシャレに DIY ~
自分でできる! レンガの立水栓 ~ 庭をオシャレに DIY ~
をやってきました。
レンガで統一した構築物は出来上がったので、今度は綺麗な緑の芝生の庭にしたいと思います。

作業の内容

最初に芝生を植えようと思った頃は、芝生を買ってそのまま庭の土の上に並べていけばいいと思っていたのですが、youtube等で調べていくとしっかりと床土作りをしないいけないようでした。良く考えると当然ですよね。芝生も植物なので、良い畑の土がないと育たないですよね。

掘る深さ

庭をを掘って、芝生が根付き易いような床土を作るのですが、いったい何cm掘ればよいのでしょうか?
色々と調べると、土を掘る深さにしても5cm掘れば大丈夫。10cm掘れば大丈夫。20cm掘れば大丈夫。最低20cmで、もっと深い方が良い。と人によって色々な見解があるようです。

どの位掘れば良いかを悩んだのですが、逆に考えると芝生がどの位深くまで根を張るかですよね。この件に関して色々な動画を見ましたが、20cm以上は根を張るのではないかと思います。そう考えると、最低でも20cm掘り、できれば30~40cmを目標に掘ることにしました。。

床土の作り方

床土の作り方に関しても、元の土をそのまま戻せば良いとか、砂が良いとか色々と意見があるようです。
これも色々な動画を見て調べたのですが、結局は水はけがよく、かつ芝生が根付き易い土が良いということですよね。
最初は、コスト的に掘った土をそのまま戻すことも考えたのですが、我が家の庭の土は表面の真砂土の下は砕石や粘土質の土ばかりです。これでは良質な床土にはなりません・・・。でも土を全部入れ替えるとなるとかなりのコストがかかるし、掘った土の処分にも困ります。私が採った方法は、掘った土はフルイにかけて半分程度は再利用し、その土にプラスしてホームセンターで砂、芝生の床土、バーク堆肥を購入して混ぜることでした。
ただ、ホームセンターで砂等を買うにしても初めての事でどれほど買って良いのか分かりませんでした。結局何度も買い足しに行きましたよ。

準備したもの

基本的に今までのDIY作業で使用した物を中心に作業をしましたが、今回特別に下のような物を追加購入しました。

ハンマードリル

これ最強です。これがあったお陰で作業が捗りましたが、もしこれを追加購入していなかったらと思うと恐ろしいですね。やっぱり文明の力は凄かったです。


色々な種類があるようですが、充電式ではなくコード式のこの商品にしました。もちろん安心の日本製です。

つるはし

手持ちの道具は何を使っても深く掘れなかったので近くのホームセンターで購入しました。
掘れるのは掘れるのですが、かなりのパワーを消耗します。力自慢の方にはこれで充分だと思うのですが、50過ぎのオッサンには使いこなせませんでした。

芝生の床土

芝の床土というだけあって、予算に余裕があればこれを大量に購入するのが良いのではないでしょうか。


私は予算の都合上6袋だけ購入しました。

砂は何度も近くのホームセンターに買い足しに行きました。結局15kgの砂を30袋程購入したと思います。

バーク堆肥

バーク堆肥も近くのホームセンターで4袋程購入しました。

その他

その他は近くのホームセンターでトンボを購入。
根腐れ防止にゼオライトを3袋購入。
土を混ぜるために電動式の耕運機、真砂土から石等を取り除くためにフルイを使用しました。

実際の作業

実際の作業は単純ですがかなり時間がかかります。更にほとんど一人で作業をしたので、数日間かかりました。
作業の内容自体は土を掘って土を入れるという簡単なことなのですが・・・。

庭の土を掘る

先ずは庭の土を掘らないと始まりません。ただ、今までに何とも書いているように我が家の庭の土は物凄く固いんです。表面の5cmくらいは真砂土を固めてあるだけなのですが、その下には砕石の層が数センチ程度あり、その下には強力な粘土質の層があります。更にその中にはコンクリートの破片を初め鉄筋なんかも入っていました。解体作業の後に業者が埋めたのかと思う程でしたよ。

とにかくその土を掘っていくのですが、手持ちのスコップなんかでは役に立ちません・・・。真砂土の層は何とかなるのですが、それ以上は固くて掘る事ができません。
そこで電動式の耕運機を使ってみたのですが、砕石の層をなかなか掘ることができませんでした。

固い砕石地盤層を掘り起こそうとするが刃が弾かれて跳ね上がってしまう小型の電動耕運機器具

固い砕石の地盤層に当たると機械が弾かれてポンポン飛び跳ねてしまう電動耕運機


固い砕石層に当たると、耕運機が弾かれてポンポン飛び跳ねそうです。砕石も飛び散ります。
暫く使ってみましたが、これ以上使用することを諦めました。

次に「つるはし」を購入して使ってみました。

人力で庭の固い土盤層を砕くために購入したが体力の消耗が非常に激しかった金属製のつるはし工具

掘れることは掘れるが、50過ぎの体には体力の消耗が激しすぎたつるはし作業


これを使えば掘れることは掘れるのですが、かなりのパワーを消耗します。
これで当初の目標の20cm以上掘り進めることは無理だと判断し、10~15cmだけ掘ることにしました。
4割程度掘った頃には16時頃でした。翌日の天気予報は大雨だったので、とりあえず掘った部分に土を入れて、この日の作業は切り上げました。

翌日はほぼ一日雨が降り続きました。しかもけっこうな大雨です。
次の日には雨が上がりましたが、庭は下の写真のような状態でした。

大雨が降ったあとに粘土質の地盤のせいで引かずにプールのように水が溜まってしまった庭の惨状

下層が粘土質のため激しい雨が降るとプールのように水が溜まってしまう悪い水はけ状態


ある程度水はけが悪いことは分かっていたのですが、ここまで悪いとは・・・。
この日は水が引かずに、作業はできませんでした。
この状況を見たので計画を変更しました。
やっぱりもっと掘り下げて水はけを良くしないといけません。やはり30~40cm掘ってみることにしました。掘ってみて粘土質の層を突き抜ければ幸いです。そこから水は浸透していくと思います。
もし粘土質の層がそれ以上に分厚かったら、粘土質の層の上に水路を作り、最終的には庭の下を通っている雨水管に流す事にしました。
そのためにハンマードリルを注文し、2日後の到着を待ちました。

次の日にはほとんど水は引いていました。下の写真のような状態です。

雨が上がって丸一日以上が経過した段階での庭全体の乾燥・吸水状況

大雨が上がって丸一日以上が経過し、表面のほとんどの水が引いた後の庭の状態


さすがに雨が止んで一日以上経過してほとんどの水は引いているのですが、奥の方には水が残っています。
水が引いた後も泥濘んだままで低所にいつまでも水が溜まったままの庭の奥側コーナー

水が引いた後も、地盤が低くなっている庭の奥側コーナー部にはいつまでも水が残る

やっぱり水はけの重要さを実感。
ここで新兵器「ハンマードリル」の投入です!

強力な打撃推力を持つマキタ製電動ハンマードリルを使い固い庭の粘土岩盤層を破砕するDIY

つるはしとは次元が違うスピードで固い粘土質岩盤をザクザク砕いていく強力ハンマードリル


凄い効果でした。今までのつるはしと比べても全く異次元のスピードで土や石の塊をどんどん壊していきます。
驚くほど簡単に深く掘っていけました。掘った土は一輪車に乗せて運びます。
掘り起こした大量の石混じりの粘土土をネコ一輪車に乗せて一時保管場所へと搬出する作業

破砕して掘り起こした大量の粘土土やガラ石を一輪車(ネコ)に乗せて運び出す重労働

ちなみに、運んだ土はフルイにかけて真砂土とそれ以外の石等に振り分けます。

木製枠の網ふるいを使って掘り出した土から再利用できる真砂土とガラ石を選別するふるい分け作業

掘り出した土をふるいにかけ、再利用する綺麗な真砂土と処分する石やガラに分別する選別作業


フルイニかけた真砂土は床土として再利用しましたよ。

水路を作る

ハンマードリルのパワーでどこも30cm以上は掘ることができました。
次に庭の奥の方を掘っていき、雨水管を探しました。
かなり深くまで掘って雨水管を発見!これにドリルで穴を空けます。

地中深くを掘削して露出させた塩ビ製グレー色の本管雨水配管のパイプ構造

地中深く掘り下げてついに発見し、排水用にドリルで穴あけ加工を施した塩ビ製の雨水管本管


穴はけっこうな数を空けました。穴の上には網戸補修用の網を張り、その上には大きめの石を敷き詰めます。その後水路にはなるべく砂を多めにいれました。
水路は下の写真のような感じで作りました。
掘り下げた庭の底面に雨水管に向けて傾斜をつけ砂やガラ石を敷いて構築した簡易暗渠排水路

粘土質層の上に、穴をあけた雨水管へと水が集まって流れるように敷いた石と砂の排水路の骨組み


更に水が流れそうな場所には砂を多めに敷きました。
簡易暗渠排水路のベースの上にさらに水はけ用のクッション砂を厚く平らに敷き詰めた状態

水がスムーズに浸透して流れるよう、排水ルートのベース部分に川砂を多めに厚く敷き詰めた仕上がり

床土を入れる

それではここからは芝生の床土を入れます。先ずはフルイにかけた真砂土を入れ、その上に根腐れ防止用にゼオライトを撒いていきます。

芝生の根腐れを防止するために戻した真砂土の上に撒き広げた粒状の白いゼオライト土壌改良材

床土の根腐れや酸欠防止・土壌改良用として全体に撒き広げた白い粒状のゼオライト材


ゼオライトは3袋ほど使用しました。

ここからは更に色々な土を入れます。
バーク堆肥を入れて伸ばしていきます。

芝生に必要な有機栄養分を補給するため真砂土の上に広げられた黒いバーク堆肥の有機改良材

微生物を活性化させ健康な芝生を育てるために、満遍なく広げた有機改良の黒いバーク堆肥


次に砂や芝生の床土を入れます。
水はけを最高にするための大量のホームセンター砂とブレンド用の芝生の床土専用袋

最上層の水はけと通気性を抜群にするために追加投入した大量の川砂と市販の芝生の床土パック


床土用の土を入れ終わると、今までに入れた土を耕運機で混ぜます。
投入した真砂土・砂・バーク堆肥・ゼオライト・床土を電動耕運機で一気に均一にかき混ぜるブレンド工程

投入した多種多様な土や砂などの改良ブレンド材を、小型電動耕運機を使って一気にかき混ぜる攪拌作業


綺麗に混ざったら、トンボで均していきます。
木製の整地用レーキトンボを使用してブレンドし終えた床土の表面を平坦に平らにならす作業

凹凸や水たまりができないよう、木製の整地用レーキ(トンボ)を使って表面を綺麗に平らにならす工程


綺麗に均せたら土を固めます。本当は建設用の機械でしたかったのですが、我が家にはありません・・・。原始的ですが、足で踏み固めます。
後から地盤沈下や不陸が起きないよう自分の足を使って床土の全面を隙間なく細かく踏み固める鎮圧作業

のちのちの地盤沈下やデコボコ(不陸)を防ぐために、自らの足を使って体重をかけ満遍なく細かく踏み固める自人力鎮圧

まとめ

ちょっと私の体重じゃ足りない感はありますが、これで今回の作業は完了です。最後に床土に水をかけて土を落ち着かせます。
次回は暫く待ってからの芝張りです!

今回の作業はかなり大変でした。でも頑張った甲斐あってしっかりした床土ができたと思います。絶対にやって良かったですね~。
もしハンマードリルが無かったらと思うと恐ろしいですね~。途中で投げ出していたかもしれません。

水はけに関しては、けっこうしっかりとやったと思います。我が家の庭は深く掘れば掘るほど粘土質が続きます。
粘土質の土に当たれば水はそれ以上下に浸透していきません。それならば粘土質の土を逆手にとって、その上で水を流すようにしました。そしてその水は最終的には雨水管に流れるように工夫しました。繰り返しますが下の写真のような水の流れになります。

粘土質層の上に配置され穴あけした雨水管へ向かって勾配をつけた簡易水路の配管ルート図

不透水な粘土質層の形状を逆手にとり、その上に配置して穴をあけた雨水管へと水を誘導する排水ルート概念図


この作業を終え、芝生を張った後も何度か大雨は降りました。芝生の表面排水が上手くできなかったので水たまりは出来るのですが、雨が止むとすぐに無くなります。土の中ではきちんと排水ができているのだと思います。

とにかく芝生の床土作りはとても大変でしたが、頑張った甲斐あって芝生はしっかりと根付いているようです。
今後DIYをされる方にとって少しでも参考になれば幸いです。

youtube動画を作成しました。興味のある方はご覧下さい。

YouTubeで公開している、庭の固い粘土質地盤を電動ハンマードリルで掘り下げて芝生の床土作り・水はけ改善をおこなうDIY解説動画(クリックでYouTubeが開きます)

YouTube動画:お庭の芝生床土作り&水はけ改善DIY!固い粘土質・砕石層のハンマードリル掘削と暗渠排水路の自作手順(別タブで開きます)

 

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