自分でできる! 芝張り~ 庭をオシャレに DIY ~

 味気の無かった我が家の庭をDIYでリメイク中!
 これまでにブロック塀、花壇、立水栓をレンガ風に仕上げてきましたが、いよいよ最終段階。
 頑張って作った床土の上に、念願の「芝生」を張っていきます!

芝張りDIY後の庭

芝生を張って緑の庭が完成!

これまでの庭DIYの経緯

 入居時は手つかずで殺風景だった庭を、少しずつDIYで改良してきました。

 土壌改良もしっかり行ったので、いよいよ緑の絨毯を敷き詰めます。

芝生の張り方(種類と特徴)

 芝生の貼り方には、主に以下の4種類があります。

芝生の張り方の種類図解

芝生の張り方4パターン

ベタ張り
隙間なく全面に貼る方法。仕上がりが早く綺麗ですが、コストがかかります。
目地張り
3〜5cmの隙間(目地)を空けてレンガ積みのように貼る方法。コストを抑えられます。
市松張り
市松模様のように一枚おきに貼る方法。コストは半分で済みますが、全面被覆まで時間がかかります。
すじ張り
列状に隙間を空けて貼る方法。傾斜地などで使われます。

 私はコストと仕上がりのバランスを考え、目地の間隔を狭くした「目地張り(ベタ張り寄り)」を採用しました。

芝生の種類と選び方

 芝生には多くの種類がありますが、日本の気候に合った「暖地型芝(日本芝)」から選ぶのが一般的です。

1. 野芝(ノシバ)

 葉が広くて粗いですが、非常に丈夫で管理が楽です。公園や河川敷などでよく見られます。

2. 高麗芝(コウライシバ)

 日本の家庭の庭で最も一般的な芝生です。野芝より葉が細く、綺麗ですが、成長が早いため芝刈りの頻度は増えます。

3. TM-9(省管理型高麗芝)

 トヨタ自動車が開発した品種で、成長が遅く芝刈りの回数が少なくて済むのが特徴です。管理は楽ですが、苗の価格が高いのがネックです。

4. 姫高麗芝(ヒメコウライシバ)←採用!

 高麗芝よりも葉が細く、密度が高いのが特徴です。お手入れは必要ですが、その分美しく繊細な芝生に仕上がります。
 私は芝刈りなどの作業も楽しみたいと思ったので、見た目の美しさと手入れのしがいがある「姫高麗芝」を選びました。

芝張りDIYの作業手順

 それでは実際に私が行った作業を紹介します。
 芝生は段ボールに入って届きますので、すぐに作業を開始しましょう。

届いた姫高麗芝

新鮮な芝生が届きました

1. 芝生を並べる

 床土の上に芝生を並べていきます。
 今回は、約1cmの間隔で並べる「目地張り」を行いました。

基準線に沿って並べる

基準となるライン(ピンク線)を決めて並べます

芝生を並べる作業

目地を十字にしないように交互に配置

 ポイント:
 目地が十字(十文字)にならないよう、レンガ積みのように交互にずらして並べます。こうすることで、雨で土が流れたり芝生がずれたりするのを防げます。

2. 芝生をカットする

 端の部分や斜めになっている場所に合わせて、芝生をカットします。
 ハサミでも切れますが、ノコギリ鎌を使うとザクザク切れて非常に便利でした。

斜め部分のカット

隙間に合わせてカット

カットした芝生

綺麗に埋まりました

半分にカットして使用

交互に並べるために半分カット

3. 目土を入れる

 芝生と芝生の間、および芝生と外枠(レンガなど)の間に、目土(めつち)を入れていきます。
 トンボなどを使って均等にならします。この時、芝生の葉先が出るように注意します。

目土入れ

隙間を土で埋めます

4. 踏み固める

 芝生の根を土に密着させるために、上からしっかりと踏み固めます。
 転圧機があればベストですが、今回は足で踏んで行いました。

足で踏み固め

しっかり踏んで根付きを良くします

5. たっぷりと水やり

 最後に、たっぷりと水をあげます。根付くまでは乾燥させないように注意が必要です。

たっぷりと水やり

芝生が浮き上がるくらいたっぷりと

まとめ:3ヶ月後の成長

 芝張りの作業自体はシンプルで、床土さえしっかり作れていれば難しいことはありません。
 作業から3ヶ月後、姫高麗芝はしっかりと根付き、美しい緑の絨毯になりました。

3ヶ月後の姫高麗芝

青々と茂った芝生

 殺風景だった庭が、DIYでここまで変わりました。
 これから芝生DIYに挑戦する方の参考になれば幸いです。

 Youtube動画も作成しました。実際の作業の様子をぜひご覧ください。

 

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