自分でできる! 芝張り~ 庭をオシャレに DIY ~

 味気の無かった我が家の庭をちょっとオシャレにDIYしたのですが、いよいよ最終段階。頑張って作った芝生の床土の上にいよいよ芝を張ることになりました。
 頑張って床土を作ったのでちゃんと根付くと信じて芝生を張っていきます!
芝張り

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これまでの経緯

 繰り返しますが、本来なら入居時に綺麗な庭が完成している筈だったんですが、諸般の理由で入居日にも何もできていませんでした。ハウスメーカーの担当者には頼まずに自分で業者を見つけて何とか形だけはやってもらいましたが、味気のないさっ風景な庭です。
 予算もないので自分で何とかしようとお洒落な庭にしてみようと思いDIYでの庭造りを決断
 これまでに
 自分でできる! モルタル造形 ~ 庭をオシャレに DIY ~
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 自分でできる! レンガの花壇 ~ 庭をオシャレに DIY ~
 自分でできる! レンガの立水栓 ~ 庭をオシャレに DIY ~
 自分でできる! 芝生の床土 ~ 庭をオシャレに DIY ~
 をやってきました。
 レンガで統一した構築物は出来上がったので、今度は綺麗な緑の芝生の庭にしたいと思います。

作業の内容

 今回の作業の内容もいたって簡単です。床土の上に芝生を張っていくだけです。張っていくといっても実際には並べていくといった感じでしょうか。

芝生の貼り方

 芝生の貼り方には、下の図のようにいくつかの種類があります。
芝の貼り方
 ベタ張りは芝を隙間なく全面に貼ります。面積が広い場合はロール芝が良さそうですね。目地がないので仕上がりが綺麗なのが特徴ですが、コストが目地張りの1.5〜2倍近くかかるのがデメリットです。
 目地張りは切り芝と切り芝の隙間を空けて張っていきます。切り芝の間に3〜5cmの隙間をあけてレンガ積み模様にし、隙間は目土で埋めます。隙間の量によって切り芝の量をベタ貼りの8割程度で済ませられるのがメリットです。
 市松張りは一枚おきに芝生を張っていきます。切り芝の量をベタ貼りの5割程度で済ませられるのがメリットです。
 すじ張りは5〜10cm幅に切った芝草を5〜10cm隙間をあけて1列に張る方法です。切り芝を切らずに並べても同じ効果が得られます。傾斜地で無理なく張れるメリットがあります。市松張り同様、5割程度の切り芝で済みますが全面芝になるまで目地張りより時間がかかります。

芝生の種類

 私も調べるまでは全く知らなかったのですが、芝には色々な種類があるようです。大きく分類して日本芝と西洋芝があります。さらに暑さに強い「暖地型芝」と寒さに強い「寒地型芝」に分類されるようです。
 暑さに強いが冬眠して茶色になる暖地型芝生である日本芝の野芝、高麗芝、姫高麗芝の他に涼しい気候を好む西洋芝のティフトン系芝などがありますが、日本では暖地型の芝生がおもに使われているようです。
 私が検討した芝生を数種類紹介したいと思います。

野芝

 日本に多く自生している芝生の一種です。成長が遅いため、頻繁に芝刈りをおこなう必要がありません。さらに乾燥や病気に強いため、比較的お手入れに手間がかからない品種です。昔実家の裏庭に植えていました。

高麗芝

 乾燥や病気に強く、管理がしやすい品種です。野芝と比べると成長スピードが早いため、その分お手入れには手間がかかります。しかし、葉が細く密度が高いため、しっかりお手入れが行き届いていれば美しい庭の芝生にすることができそうです。。

姫高麗芝

 姫高麗芝の葉は他の品種よりも柔らかいのが特徴で日陰でも枯れにくい品種のようです。密度が高くきめが細かいため、定期的に刈り込むことで美しい芝生に仕上がります。 病害虫にはあまり強くないため、排水性や湿度の管理が重要のようです。

ティフトン芝

 バミューダグラスを品種改良して作られたのがティフトン芝のようです。バミューダグラス類と同様に耐暑性や踏圧耐性、擦り切れに強い特徴を持ち、さらに質が向上しています。 成長が早いため、頻繁に芝刈りや施肥をおこなわなくてはいけません。管理には手間がかかります。
 サッカー場はティフトン芝が多いと思います。

TM-9

 トヨタ自動車が景観性の良い芝生を、管理を省いて維持することを目的に開発されたコウライシバ(高麗芝)の品種です。 高麗芝よりも葉が伸びるスピードが遅いため、年に1~2回の芝刈りでも美しい景観を維持することができるようです。その結果、他の品種と比較すると費用は高くなりますが、お手入れが格段に楽チンになります。

私が選んだ芝生

 芝生の種類について調べましたが、問題はどの芝生をチョイスするかです。当初私はTM-9を検討していました。何故かというとTM-9は成長スピードが遅いために芝刈りの回数が減り手入れが楽だと思ったからです。でも、よくよく考えてみると芝刈りって楽しそうですよね~。元々私は雑草の草刈りも楽しくやることができます。芝刈りの回数が少ないと物足りないと思いました。また、TM-9は時々先祖返りが起こって高麗芝に戻ることもあるようです。値段が高いのもネックでしたね~。
 そこで、手入れの煩わしさは気にせずに綺麗になりそうな芝生を選びました。それは「姫高麗芝」です。

実際の作業

 それでは私が実際に行った作業を紹介します。
 芝生は段ボールの中に下の写真のような感じで入っています。
芝生段ボール

芝生を並べる

 それでは段ボールから出した芝生を土の上に並べていきます。
 今回私が並べた方法は、ベタ張りと目地張りの間のやり方です。通常目地の部分は3~5cm空けるのですが、約1cmの間隔で並べていきました。
並べる

 また、芝生を並べる際の基準となるラインは、下の写真のピンクのラインを基準としました。
基準
 色々と調べたのですが、このラインを基準として並べれば芝生が綺麗に並ぶと判断しました。

芝生をカット

 我が家の芝生は真四角ではありません。芝生を並べる際には下の写真のピンクの線の部分は斜めになっているのでカットしないといけません。
三角
カット
 また、芝生を張る際にはレンガのように交互に張っていかないといけません。そうしないと目地の部分が十字になり、芝生がずれ易くなるからです。
 その為に下の写真のピンクの部分は芝生を半分にカットしました。
ハーフ
カット

目土を入れる

 芝生を綺麗に並べ終わると芝生と芝生の間に目土をいれていきます。また、芝生の間だけではなく、芝生とレンガやコンクリートの間にもしっかりと目土を入れていきます。
目土入れ
 目土を入れたあとはトンボ等で均しました。
トンボ

踏み固める

 芝生をしっかりと踏み固めます。私は転圧機は持っていないので、重くなった体重を活かして足で踏み固めました。
踏み固め
 ちょっと重さが足りなかったので、目土を入れる前と後の2回踏み固めました。

水をまく

 目土を入れて均してしっかりと足で踏み固めた後は、芝生や目土にたっぷりと水をかけます。

まとめ

 今回のDIYでは芝生を張りました。しっかりと床土を作っていれば何も問題はないと思います。難しい作業もないので時間もかかりません。私は床土の作業が終わった後の夕方に実施しました。
 注意点としては、床土をしっかりと平らに均しておけないといけないという事です。そうしないと芝生が凸凹になってしまいます。また、しっかりと平らに均したつもりでも絶対に凸凹はあります。芝生を並べる際に凸凹に注意しながら並べ、凹んでいる場所には土を入れ、出っ張っている場合には土を取り除きます。
 それと前述しましたが、目地を十字にせずにレンガのように並べることです。こうしておかないと芝生がずれてしまいます。

 これで芝生を張り終わりました。芝生を張った後は毎日しっかりと水をあげて、しっかりと根が張るように育てていきたいですね~。
 下の写真はこの作業から3カ月後の芝生の状態です。
3か月後

 最後になりますが、芝生をカットする際にはハサミよりものこぎり刃の鎌が使い易かったです。


 このブログが今後DIYをされる方の参考になれば幸いです。

 youtube動画を作成しました。興味のある方はご覧下さい。
芝張り

 

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