味気の無かった我が家の庭をDIYでリメイク中!
これまでにブロック塀、花壇、立水栓をレンガ風に仕上げてきましたが、いよいよ最終段階。
頑張って作った床土の上に、念願の「芝生」を張っていきます!
これまでの庭DIYの経緯
入居時は手つかずで殺風景だった庭を、少しずつDIYで改良してきました。
- 第1弾:モルタル造形(造形編)
- 第2弾:モルタル造形(塗装編)
- 第3弾:レンガの花壇
- 第4弾:レンガの立水栓
- 第5弾:芝生の床土作り
土壌改良もしっかり行ったので、いよいよ緑の絨毯を敷き詰めます。
芝生の張り方(種類と特徴)
芝生の貼り方には、主に以下の4種類があります。
- ベタ張り
- 隙間なく全面に貼る方法。仕上がりが早く綺麗ですが、コストがかかります。
- 目地張り
- 3〜5cmの隙間(目地)を空けてレンガ積みのように貼る方法。コストを抑えられます。
- 市松張り
- 市松模様のように一枚おきに貼る方法。コストは半分で済みますが、全面被覆まで時間がかかります。
- すじ張り
- 列状に隙間を空けて貼る方法。傾斜地などで使われます。
私はコストと仕上がりのバランスを考え、目地の間隔を狭くした「目地張り(ベタ張り寄り)」を採用しました。
芝生の種類と選び方
芝生には多くの種類がありますが、日本の気候に合った「暖地型芝(日本芝)」から選ぶのが一般的です。
1. 野芝(ノシバ)
葉が広くて粗いですが、非常に丈夫で管理が楽です。公園や河川敷などでよく見られます。
2. 高麗芝(コウライシバ)
日本の家庭の庭で最も一般的な芝生です。野芝より葉が細く、綺麗ですが、成長が早いため芝刈りの頻度は増えます。
3. TM-9(省管理型高麗芝)
トヨタ自動車が開発した品種で、成長が遅く芝刈りの回数が少なくて済むのが特徴です。管理は楽ですが、苗の価格が高いのがネックです。
4. 姫高麗芝(ヒメコウライシバ)←採用!
高麗芝よりも葉が細く、密度が高いのが特徴です。お手入れは必要ですが、その分美しく繊細な芝生に仕上がります。
私は芝刈りなどの作業も楽しみたいと思ったので、見た目の美しさと手入れのしがいがある「姫高麗芝」を選びました。
芝張りDIYの作業手順
それでは実際に私が行った作業を紹介します。
芝生は段ボールに入って届きますので、すぐに作業を開始しましょう。
1. 芝生を並べる
床土の上に芝生を並べていきます。
今回は、約1cmの間隔で並べる「目地張り」を行いました。
ポイント:
目地が十字(十文字)にならないよう、レンガ積みのように交互にずらして並べます。こうすることで、雨で土が流れたり芝生がずれたりするのを防げます。
2. 芝生をカットする
端の部分や斜めになっている場所に合わせて、芝生をカットします。
ハサミでも切れますが、ノコギリ鎌を使うとザクザク切れて非常に便利でした。
3. 目土を入れる
芝生と芝生の間、および芝生と外枠(レンガなど)の間に、目土(めつち)を入れていきます。
トンボなどを使って均等にならします。この時、芝生の葉先が出るように注意します。
4. 踏み固める
芝生の根を土に密着させるために、上からしっかりと踏み固めます。
転圧機があればベストですが、今回は足で踏んで行いました。
5. たっぷりと水やり
最後に、たっぷりと水をあげます。根付くまでは乾燥させないように注意が必要です。
まとめ:3ヶ月後の成長
芝張りの作業自体はシンプルで、床土さえしっかり作れていれば難しいことはありません。
作業から3ヶ月後、姫高麗芝はしっかりと根付き、美しい緑の絨毯になりました。
殺風景だった庭が、DIYでここまで変わりました。
これから芝生DIYに挑戦する方の参考になれば幸いです。
Youtube動画も作成しました。実際の作業の様子をぜひご覧ください。














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