裏庭の土間コンクリート化を進めている我が家ですが、ただ単にコンクリートにするだけではなく、「ちょっとオシャレにレンガ風にしたい!」と思い立ちました。
ネットで検索すると既製品のプラスチック製型枠も見つかりましたが、サイズ感や目地埋めの手間を考えると少し悩みどころ…。
そこで今回は、自分の理想通りのサイズと深さで作れる「レンガ風コンクリート型枠」を自作してみることにしました。
制作費は1つ約800円。格安でできるDIYの様子をご紹介します。
レンガ風コンクリート型枠を自作した理由
最初はネットで見つけた既製品の型枠を使おうかと考えました。しかし、以下の点が気になり自作を決意しました。
- 高さ(厚み)の問題:既製品は厚さ4cm程度のものが多く、もう少し厚みを増して、ある程度の重さに耐えられるようにと思いました。
- 長さの問題:既製品はほぼ40cm✕40cmの正方形です。一度に約40cmしか施工できません。一度に施工できる面積をもう少し増やしたいと思いました。
- 施工の手間:既製品は後から目地部分を全て埋める作業が必要そうで、それが私には少し面倒に感じた。
自分で作れば、厚みもサイズも自由自在です♪
自作した型枠の仕様と材料費
今回作成するにあたって、サイズを80cm✕40cmと60cm✕40cmでどちらにするか迷いましたが、共通で60cm × 40cmに設定しました。用途に合わせた2種類の深さの型枠を作成しました。
1. 深型タイプ(基礎から作る用)
厚みを持たせてしっかりとモルタルを打ちたい場所に使用します。
- 外枠:1×4材(ワンバイフォー)を使用。高さは約89mm。
- 内側の目地部分:12mm × 12mmの角材を使用。
- 制作費:合計 782円
2. 薄型タイプ(下地がある場合用)
すでにコンクリートの下地があり、その上に装飾として施工する場合に使用します。
- 外枠:高さの低い木材を使用。高さ約24mm~30mm。
- 内側の目地部分:深型と同じく12mm角材を使用。
- 制作費:合計 816円
レンガ風コンクリートの施工手順
実際に自作した型枠を使って、モルタルを打設していきます。
手順1:モルタルを作る
いつものようにセメントと真砂土(まさど)を混ぜてモルタルを作ります。「まぜ太郎」などの撹拌機があると便利です。
手順2:型枠に流し込む
型枠を設置し、モルタルを流し込みます。スコップなどでペタペタと叩くように均すと、隙間が埋まり空気が抜けていきます。
手順3:表面を整えて型抜き
余分なモルタルをすき取り、表面を綺麗にします。
少し時間が経ったら、型枠とモルタルの間にコテで切れ込み(隙間)を入れておくと、型枠が外しやすくなります。
型枠を引き抜けば、キレイなレンガ調の模様が現れます!
深型と薄型、場所によって使い分けることで作業効率も上がりました。
自作型枠のメリット・デメリット
実際に使ってみて感じた感想です。
- メリット
- なんといっても安上がり(約800円)で作れること。また、自分の庭に合わせたサイズや厚みに調整できるのが最大の魅力です。
- デメリット
- 使用後、木材にくっついたモルタルを洗い流すのが少し手間です。メンテナンスをしっかりしないと次回使いにくくなるかもしれません。
まとめ
今回は1×4材などを活用して、レンガ風のコンクリート型枠を自作しました。
この2つの型枠を使って、裏庭に少しずつオシャレなレンガの小道を作っています。
「既製品だとサイズが合わない」「もっと安く済ませたい」という方は、ぜひ自作にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
今回のDIYの様子を動画でチェック



コメント