今回のダイキん家のお出かけは、加藤清正公が築いた天下の名城熊本城です。
珍しくダイキが熊本城に行きたいと言うので、日曜日に行ってきました。
自宅をセレナで出発し、鳥栖IC~熊本ICの間は高速道路を通ります。熊本城の駐車場に到着し、駐車場から歩いていくと先ず目に入ってくるこのド迫力の堀と石垣!
私も20年以上ぶりの熊本城でしたが、本当に素晴らしいの一言です。400年も前にいったいどうやって築いたんでしょうか?当然重機なんて無い時代ですよ。
そして今回は、初めてパンフレットに載っているコースに沿って城内を散策しました。初めて色々な場所を見て廻りましたよ。
いつもだったら駐車場から直線的に天守閣の方へ向うだけなのですが、今回は一旦下まで下った後、下から登りながら廻って行きます。本丸付近へはいつもとは逆側からのアプローチになるようです。
下の写真は奇跡の石垣で有名になった飯田丸五階櫓です。あり得ない程の石垣の高さと威圧感でした。どう考えてもあの櫓にたどり着けそうにありません!
ダイキとチカはもちろん、リン子も初めてだったかも?
下の写真は何かのイベントがあっていたのでしょうか?ヘルメットをちゃんとかぶって、ロープを伝って石垣を登っている人達がいました。
私は個人的に、この二様の石垣と大天守のこの角度が大好きです!
上を見上げて見ると、あの有名な武者がえしと言われる石垣が空へと向かって反り返ってます。
再建された綺麗な本丸御殿にも入ってみました。この本丸御殿の中には照君の間という場所があり、いざという時には豊臣秀頼を迎える場所だったという噂もあります。
定番の大天守と小天守の眺め。
それにしても素晴らしい城です。
さすがは加藤清正公の造った城です。
もしもの時には、秀頼公を迎えて一戦交えるつもりで作った城だとか。
小天守や本丸御殿はそれを計算して作ったとか。
秘密の抜け穴もあったという噂も。
それは今では分からないとしても、日本有数の堅固な城である事は間違いありません。
朝鮮出兵時の過酷な籠城戦の経験が生かされているそうですね。その時は完成直後の城に籠城したため十分な食料がなく、飢えとの闘いだったようです。その対策として熊本城には多くの銀杏を植えて籠城時の食料と考えていたという話です。そういう訳でも別名が銀杏城なんですよね。
加藤清正の数々の工夫のお陰で西南の役でも薩摩軍の攻撃にも耐え抜きました。
そして、初めてココに入りました。
私は、小西行長の宇土城の天守閣を移築したという話を信じてたのですが・・・。どうも違うというのが最近の研究の結果のようです。
それにしても、本当に素晴らしい城ですね。
現在は熊本地震の影響で修理中。再建には物凄く永い月日を費やすようですが、大好きなこの城の一日でも早い復旧を願います。